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高幡不動(東京都日野市)で子どもたちを育んで、45年

今週のつくしんぼ 2016年10月と11月report



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2016年11月28日の週 年長組が一生懸命お手伝い

お手伝い

 年長児(ゆり組)は、いろいろなお手伝い(当番活動)をしていますが、この日は昼寝明けのもも組(1歳児クラス)とすみれ組(2歳児クラス)に行き、着替えや布団運びを手伝いました。

 まだ眠っている小さな子どもにそっと声をかけたり、やさしく頭を撫でたりして起こそうとする姿、パジャマのボタンをはずし、脱がせてあげる姿が見られました。


お手伝い

 クラスの先生に着替えのさせ方を教わりながら、最後まで手伝ってあげています。


お手伝い

 当番活動中は皆黙々と集中して取り組んでいますが、手伝いが終わって自分のクラスに帰ってくると「やってきたー」と満足そうな子ども達。「着替えのお手伝い、むずかしくなかった?」と担任が尋ねると、「話しかけても動いてくれないのが難しかった。まだ眠かったのかもしれない」という声も聞かれ、小さな子どもの接し方に困った場面もあったようです。

 小さな子どもたちのお世話をちゃんと手伝ってきたお姉さん、お兄さんたち、ありがとう。


2016年11月21日の週 テラスで雪遊びをしました(0歳児)

雪遊び

 11月に降った東京の初雪に子どもたちは大喜び。園庭に降り積もった雪をバケツに入れてテラスに運び、0歳児クラスも雪遊びをしました。

 保育士が少しつまんで「ゆきだよ」と差し出すと、「これはなに?」というような不思議そうな顔でそぉーっと触ったものの、冷たさにびっくりしたようで手を引っ込める子。嬉しそうににぎにぎする子。怖がって触ろうとしない子などさまざまな反応が見られました。

 おままごとの皿やコップを用意すると、さっそくバケツから皿に盛りつけたり、コップに入れて飲む真似をしたりしていました。

 コップで型抜きや、雪のお団子づくりも一緒に楽しみました。お日様が顔を出したので、テラスの日なたはポカポカ。子どもたちは、冷たさで手を真っ赤にしながらも、すぐに溶けてなくなっていく雪の感触を存分に楽しんだようでした。


雪遊び

 そして同じ日、職員たちでつくしんぼ保育園内のクリスマス装飾をしました。

 保育室の前、玄関、廊下など、リースやろうそくなどで華やかになりました。遊戯室にはクリスマスツリーを置きました。

 突然やってきた寒波とクリスマスの飾りで、一気にクリスマスムードとなったように感じます。


2016年11月14日の週 鮭をさばく様子をみんなで見ました

鮭の解体

 今週は、魚の解体見学の様子をお伝えします。月曜日、いつもおいしい魚を届けてくださる地元の魚屋さんが、大きな鮭を持って園にやってきました。0〜2歳の乳児クラスは2階のテラスから、3〜5歳の幼児クラスは園庭で、鮭を魚屋さんがさばく様子を見学しました。

 近くで見る大きな鮭に「鮭ってこんなに大きいんだね」「口の中はどうなってるの?」と、次から次へと驚きと質問が出てくる子どもたち。三枚におろした後は大きなピンセットで小骨取り。「骨はいくつあるのかな?」という声があがって、「1、2、3、4…」と数える声が…。いつの間にか皆で数えて、「28本だった!!」と驚いていました。


鮭の解体

 その日の給食は焼き鮭でした。

 あぶらが乗った鮭を見た子どもたちは、「お魚がピカピカしてるよ!!」と大興奮。ひと口食べると「いつもより甘いね」と笑顔いっぱい。魚本来の味がわかるようにと、調理職員が塩を振らず素焼きにして出してくれたのです。

 鮭を食べながら解体していた時の様子を話す子も多く、いつも以上に会話が弾む、楽しい給食となりました。


2016年11月7日の週 2歳児クラスが地域の方と過ごしました

絵本とホルン

 今週は2歳児の活動の様子です。この日は地域の皆さんがおいでになり、紙芝居とホルンの演奏を披露して下さいました。

 まず、紙芝居専用の黒い箱を見て「なんだろう?」と興味津々の子どもたち。紙芝居が始まるとじっと見つめたり、お友達と笑ったりしながら見ていました。特に、『何してるの?』の紙芝居では、絵を見ながら問いかけに元気良く答え、楽しそうに絵と一緒の動きをする姿が見られました。


絵本とホルン

 続いてはホルンの演奏です。初めて見る楽器に目を丸くしていた子どもたち。音を聴くと「すごいねー」と手を叩いていました。曲は『大きな栗の木の下で』や『どんぐりころころ』。これまでもお部屋でいつも歌ってきたので、みんなで手を動かしながら大きな声で歌っていました!

 あっという間でしたが、地域の方たちと一緒にとても楽しい時間を過ごすことができました。


2016年10月31日の週 引き取り防災訓練をしました

引き取り防災訓練

 引き取り防災訓練を行いました。「朝9時半に震度6の地震発生、同時に調理室から出火。その後、ガス、水道、電気などのライフライン停止」と想定して訓練を行いました(火災はその後、鎮火)。

 係が園内で訓練用の警報を流した後、全園児が園外へ避難をしました。その後、3〜5歳児は、防災頭巾をつけて最寄りの南平小学校まで歩いて避難をする訓練をしました。


引き取り防災訓練

 「ライフラインが停止した」という想定のため、園内では電気、水を使用せずに保育しました。また、各クラスで水を汲み置きし、子どもたちの手洗いは手拭きタオルなどを利用、乳児のオムツは紙おむつ(普段は布オムツを使用)とおしりふきで対応するなどしました。

 幼児クラスが保育園に帰ってきた後は、日野市社会教育センターからおいでになった「カエルキャラバン隊」に、ジャッキアップや毛布担架の方法を教えていただき、子どもたちも真剣な表情で話を聞いていました(左写真)。


引き取り防災訓練

 一方、災害直後から調理職員を中心に園庭で炊き出しと防災食の準備をし、昼食にはカレーと味噌汁、おやつには五目御飯を提供しました。

 事前に職員が試食して、子どもも食べやすい防災食を準備しました。「カレーおいしい!」と喜ぶ子どももいましたが、一方で「いつもの味とちがう…」と進みが悪い子どもも。


引き取り防災訓練

 おやつを過ぎると、保護者の方たちが順次お迎えにみえました。

 夕方には園舎内が暗くなったため、用意していたソーラーランタンを使って保育をし、お迎えを待ちました。

 「災害が起こった時は、保育園の中ではどんなふうになるのか」を今年も実際に体験したことで、子どもたちにとっても職員にとっても勉強になる一日でした。


2016年10月24日の週 デカルコマニー「きのこ」

デカルコマニー

 今週は、2歳児(すみれ組)の製作の様子です。橙、緑、青の3色の絵の具を使い、きのこのカサの形に切った紙でデカルコマニー(転写を使った手法)をしました。

 「みどりにする」「あお、すきだよ」と口々に言いながらていねいに塗っていた子どもたち。色を変える時は、「筆をおいてから次の色の筆を使う」という約束もしっかり守ることができました。

 ある程度塗り終わったら、塗った画用紙を折ります。保育士が事前に折っておいたので、スムーズに折ることができました。「ぱたんだね」「おもしろいね」といった声もあがりました。


デカルコマニー

 折った後は、手のひらでのばします。「ギューしようね」など言葉がけをしながら保育士が手本を見せると、小さな手で力強く押していました。最後に画用紙を開きます。保育士と一緒に開くと、素敵な模様ができあがりました。

 「もういっかいしたい」との声も聞こえました。これからも、さまざまな材料にふれながら作ることを楽しめるように努めていきます。


デカルコマニー

 最後の写真は、10月22日(土)に「日野市アクションプラン」の一環として南平小学校で行われた「ななおBONまつり」の様子です。つくしんぼ保育園も体育館の一角にブースをいただき、たくさんの方たちと交流することができました。


2016年10月17日の週 おとなの姿をしっかり見ている子どもたち

真似遊び

 近頃のもも組(1歳児クラス)では、お母さんやお父さん、保育者のしぐさを真似て遊ぶ姿がよく見られるようになりました。

 最初のこちらの写真は「イオンに買い物に行ったの」とお話をしているところです。ままごと遊びを見ていると、子どもたちはおとなのしぐさを実によく見ているなと感心してしまいます。


真似遊び

 そして、「いっぱい買い物したからごはんつくる」と高らかに宣言してクッキングが始まりました。身近な生活の模倣だからこそ、皆が共通のイメージを持ち、飽きることなく遊びが続いていきます。


真似遊び

 一方、お隣では保育園ごっこが展開されていました。一生懸命オムツを替えています。

 子ども達は、ままごとを通して「買い物たのしいな」「ごはんおいしかったよ」「オムツ替えると気持ちいいね」など心の中にある思いを伝えているのだと思います。私たちもその思いを丁寧に受け止めながら、これからもいろいろなごっこ遊びを楽しんでいきます。


2016年10月10日の週 運動会の様子を各クラスから

運動会

 10月8日土曜日、運動会を行いました。つくしんぼ保育園では、数年前から南平小学校を運動会会場としてお借りしています。この日は朝から雨が降っていたため、体育館を使用させていただきました。

 今週は、運動会の様子を各クラスから報告します。


運動会

★つぼみ組(0歳児)
 かわいいハチに変身して、お花摘みの散歩にでかける親子競技をしました。初めての場所や人の多さに少し不安そうな表情の子どももいましたが、大好きな家族と一緒に、12名全員が参加できました。ママやパパを追って一生懸命歩き、大きなお花を見て「どれにしようかな」と自分で選び、嬉しそうに抱えてゴールしていました。


★もも組(1歳児)
 ある保護者の方から、「(緊張していて)やはり踊れませんでしたが、それも良い思い出です」とのお言葉をいただきました。私たち保育士には何より嬉しい言葉です。上手に踊らなくてもよいのです。皆が一緒に楽しめた思い出がキラキラと残るといいなと思いました。


運動会

★すみれ組(2歳児)
 すみれ組は恐竜の衣装を着て踊りました。お父さんお母さんと一緒に踊るのを楽しみにしていた子どもたち。本番では、よりいっそうの笑顔で元気いっぱいでした。もうひとつ、今年初めての競技では、動くカゴをめがけてボールを投げることが上手になり、お父さんお母さんと協力しながらたくさん入れることができました。


★さくら組(3歳児)
 幼児クラスとして、開会式から閉会式まで初めて参加したさくら組。たくさんの方に見守られて、笑顔いっぱい遊戯や競技に取り組みました。特に遊戯と玉入れが楽しかったようです。

運動会

★ばら組(4歳児)
 初めての挑戦ばかりの運動会でしたが、日々の練習の成果が自信につながり、たくましい表情を見ることができました。運動会が終わると子どもたちは、「パラバルーン楽しかった」「かけっこ一番になったよ」など、頑張ったことや嬉しかったことを話していました。


★ゆり組(5歳児)
 運動会の練習に楽しみながらも一生懸命とりくんできた子どもたち。私たちも、「一人の力も大事だけど、皆で力を一つに合わせることが大切」ということを伝えてきました。運動会の目玉! パラバルーンでは子どもたちの気持ちが一つになった姿がたくさん見られました。当日は、「みんな、がんばるぞー!!」と子どもたちの威勢のいい声が聞こえました。


2016年10月3日の週 クレヨンでお絵描き

0歳児の製作

 この日、つぼみ組(0歳)では、部屋に大きな模造紙を広げ、クレヨンを使ったお絵描きとシール貼りをしました。

 保育士が準備をしていると、「なにをするんだろう?」とでも言うような、わくわくとした表情で集まってきた子どもたち。早速お絵描きの始まりです。クレヨンを紙にこすりつけて描く子どももいれば、クレヨンをしっかり握り、線を描く子どももいて、様々でした。花の甘い香りがするクレヨンだったので、思わず口に入れようとする姿もちらほら見られました。

 シール貼りでは、保育士からシールをもらい、まず、ペタペタと手にくっつく感触に不思議そう。手や服にくっつけ、悪戦苦闘しながらも、「おー!」と興奮する声や、笑い声が聞こえ、楽しんで行うことができました。


  0歳児の製作

 続いて、こちらは秋の製作を行っている様子です。

 丸めたお花紙を袋に入れて、うさぎを作ります。片付けが上手になった子どもたちは、保育士が「ないないするよ!」と言って袋をさし出すと、お花紙を次々と中に入れていました。どんなうさぎができるのか、完成が楽しみです。


 そして、いよいよ今週の土曜日は運動会です。

 今年は雨の日が多く、室内で練習をすることが多かったのですが、子どもたちは一生懸命でした。当日はかわいい姿、かっこいい姿をたくさん見せてくれるでしょう。

 

社会福祉法人 つくしんぼ保育園

園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2

TEL 042-591-6153

メール info@tsukushinbohoikuen.com