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高幡不動(東京都日野市)で子どもたちを育んで、45年

今週のつくしんぼ 2016年4月と5月report

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2016年5月30日の週 恒例・つくしんぼまつり

つくしんぼまつり

 5月28日の土曜日、毎年恒例のつくしんぼまつりを開催しました。

 レストラン、わたあめ、ポップコーン、あそびコーナー、バザーコーナーと、保育園の中はいつもとは違った雰囲気に。10時のスタートと同時に、園児と保護者の方たち、園児の兄弟姉妹の皆さん、おじいちゃんやおばあちゃん、卒園児たち、さらに地域の方たちで大にぎわいとなりました。

 レストランでは、おいなりさん、つくしんぼ汁、フライドポテト、きゅうりの中華漬けの4種を、すべて手作りで提供。毎年、つくしんぼ保育園の給食で人気があるメニューから選びます。「いいお味ですね」「食券もう一枚。おかわりください!」と、今年も大好評でした。

  つくしんぼまつり

 各ご家庭にある「新品だけど不要なもの」を集めたバザーには、保護者の方や地域の方から様々な品物が集まりました。東日本大震災以降、バザーの売上金は震災義援金として、園から被災地へ送っています。今年のつくしんぼまつりも、たくさんの方たちにご参加いただきました。ありがとうございました。

 

2016年5月23日の週 園庭で花つみをしました

花つみ

 初夏のような暑い日が続いています。今回は、ある日の園庭遊びを紹介します。  園庭の草花がきれいに咲いたので、3歳児クラスの子どもたちが花つみをしました。手作りのカゴに1人ずつ花を取って入れていきます。

 
花つみ

 「ちょうちょがいる!」「ちょうちょもご飯たべにきたのかな?」  「くーだーさーい」「お花つみだから自分でとっていいんだよ」…、そんな子どもたちのやりとりが聞こえてきました。

〔修正〕先週の記事でご紹介した「豆腐ナゲット」は、もちろん、つくしんぼ保育園の調理職員が三河屋さんのお豆腐から手作りしたものです。最後の段落に「こちらも調理室でしっかり作った」と加筆しました。


2016年5月16日の週 地元の手作り豆腐で給食

給食

 今週は久しぶりに給食の紹介です。

 つくしんぼ保育園の給食は、すべて国産の材料を使用し、野菜などの産地は玄関のフォトフレームで保護者の方に毎日お知らせしています。

 毎週水曜日の夕方5時頃になると、つくしんぼ保育園の玄関にお豆腐の「三河屋」さんのワゴン車が停まります。三河屋さんは高幡不動の駅から少し離れた場所にあるお豆腐屋さんです。ワゴン車の中にはお豆腐、油揚げやお豆腐ドーナッツ等、数多くの商品が…。お迎えにみえた保護者の方やご近所の方が集まり、おいしいお豆腐を買って帰られます。この時間は、あちこちで「おとうふドーナッツかいたい!」という子どもの声も。

 三河屋さんはこの時、つくしんぼ保育園の給食用にお豆腐などの食材も届けてくださるので、次の日はお豆腐を使った給食です。

  給食

 そして、この日のメニューは納豆ご飯、豆腐ナゲット、大根のそぼろ煮、サツマイモのサラダ、たっぷり野菜のごま風味味噌汁。

 ちなみにおやつは、園で三河屋さんの油揚げを煮込み、調理職員がひとつひとつご飯を詰め込んだお稲荷さんと牛乳でした。

 お豆腐の専門店三河屋さんのおいしいお豆腐料理。こちらも調理室でしっかり作ったお豆腐ナゲットは、あっと言う間に子どもたちのお皿からなくなっていました!

 

2016年5月9日の週 乳児さん、トカゲをみつけた!

園庭をお散歩

 今週は良く晴れた日の、園庭の様子をお伝えします。

 つぼみ組さんは、この4月に保育園へ入園したばかり。4月の慣らし保育中は、初めて来た「保育園」という場所に戸惑い、大きな声で泣いていました。

 けれども、今は違います。朝はほとんどの子どもが笑顔でお母さん、お父さんに「いってらっしゃい」をできます。慣らし保育中はミルクや離乳食を嫌がって口にすることができなかった子も、今では残すことなく食事ができます。

 この日は初めて、カートを使って園庭をお散歩してみました。後からもも組(1歳児)の子どもたちが園庭に遊びに来ました。カートに乗ったつぼみ組の子どもたちを見て、「かわいいね」「○○ちゃーん」と声を掛けています。


トカゲみつけた

 その時、園庭に一匹のトカゲが! それを見つけた1歳児担当の保育士が、すかさず素手でキャッチ! トカゲを怖がって泣いてしまう子や、「ぼくも持ってみたい!」と近寄ってくる子など、様々な反応でした。トカゲを虫かごに入れると、数名の子どもたちが近寄ってきて、よく観察をしていました。

 つい先日は、副園長が園の門の前で大きなカエルを見つけたそうです。過ごしやすい季節になり、虫や動物たちも活動を始めている様子。つくしんぼ保育園の子どもたちは、週末に遠足へ行きます。今年度も、つくしんぼ保育園にはたくさんの活動が待っています。


2016年4月25日の週 ゼロ歳児クラスの保護者会

ゼロ歳保護者会

 4月も終わりに近づき、この日はつぼみ組(0歳児)の保護者会でした。今回は、保護者会の前に災害支援ボランティアの方、救急隊の方たちによる保護者向けの救命講習を行いました。講習では乳児、小児、大人の心臓マッサージの方法、AEDの使用法、気道内異物除去の方法などを教えていただきました。明星大学の学生さんも8名、見学・体験に来て、にぎやかな講習会となりました。


ゼロ歳保護者会

 45分の講習の後は、クラスの保護者会でした。保護者会の最後には「離乳食試食会」を行い、つくしんぼ保育園で提供している初期、中期、後期の離乳食を保護者の方たちに試食していただきました。「おかゆがおいしい」「豆腐の味がしっかりしていておいしい!」「こんなに薄味でいいんですね」と好評でした。

 保護者会には、0歳児の保護者12名全員が参加してくださいました! 保護者会の後は、お部屋に入り、子どもたちのおやつの様子を見ていただきました。子どもたちも、この日はお父さんお母さんとおやつが食べられて、とても喜んでいる様子でした。保護者の皆さま、ありがとうございました。
(来週の「今週のつくしんぼ」はお休みです。)


2016年4月18日の週 春の畑で草むしり

畑で草むしり

 少し汗ばむほどの日差しの日でした。新ゆり組(5歳児)の「畑活動」の始まりです。ご近所でいつもお世話になっている通称「畑のおじさん」の畑へ出かけました。この日の目的は「草むしり」。春とともに畑に生え始めた雑草を抜くお手伝いをしました。

 おじさんの畑に入ってみると、前日に雨が降っていたため、畑の土は水分を含み少ししっとりとした状態。土を靴で踏んでみた子どもからも「ふかふかしてる!」という感想が聞かれました。雑草は、小さなものや背の高いものまでたくさん生えていました。


畑で草むしり

 「さあ、雑草を抜いてみようか」と始めようとしたものの、まず、座って草を抜く姿勢をとれない子どもが数名。聞いてみると、太ももや膝に雑草が触れる感触が苦手な様子でした。「少しくすぐったいかもしれないけど大丈夫だよ。頑張って座ってごらん」と声をかけて、いざ草むしり!

 ところが、今度は土に触ることができない子どもたちが…。「虫がいる!」と怖がったり、少ししっとりとした畑の土に触れることに抵抗があったりしたようでした。

 「畑にしゃがんでみること」「畑の土に触れてみること」から始め、徐々に草むしりに慣れてきた子どもたち。初めは草の部分だけをブチブチとちぎる様子が見られましたが、「草の下の部分を持って、根っこから抜くんだよ。抜いたら根っこの土をほぐして、土を落とすんだよ」と保育士が説明をすると、徐々にやり方がわかってきたようで、次々にチャレンジをしていました。

 「もっと大きい雑草を抜きたい!」と、自分の背の半分ほども丈のある雑草を頑張って抜いている姿も見られました。草むしりが終わる頃には、子どもたちの手は真っ黒に。保育士が「みんなの手が真っ黒になったね。真っ黒は頑張った証拠だよ。みんなで拍手をしよう!」と声をかけました。そして全員で真っ黒な「がんばった手」で拍手。畑のおじさんにお礼を伝え、保育園へ帰りました。

 数日後、ゆり組の子どもたちと一緒に、畑のおじさんへお礼を伝えるとともに、「おじさんが写った写真」をプレゼントしに行きました。畑のおじさん、今年度もつくしんぼ保育園の子どもたちがお世話になります。よろしくお願いいたします。


2016年4月11日の週 今日からお姉さん、お兄さん

おあつまり

 少し風が強い晴天の日。朝のおあつまりの風景です。さくら組(3歳児)の子どもたちは、乳児クラス時代の私服から、園指定の体操服へと変わりました。

 この園服を着て、ピンク色の帽子をかぶるだけで、子どもたちの表情がぐんと変化します。「自分たちはもうお兄さん、お姉さんと一緒なんだ」「赤ちゃんたちとは違う」という意識の表れなのでしょう。すっかり3歳児クラスの風格が見られます。おあつまりの練習は、2歳児クラスの年度末から少しずつ練習を重ねてきたこともあり、ラジオ体操をする姿もさまになっていました。

 そしてこの日は、おあつまりの後に「大木島自然公園」まで散歩に出かけました。


チューリップ

 冬の間少しお休みをしていたつくしんぼ畑は、チューリップの花で彩られています。

 園庭では「さいた さいた チューリップのはなが」と遊びに出た2歳児クラスの子どもたちの歌声が…。チューリップの花を指さして「ちょうちょだよ、ちょうちょだよ!」と一生懸命に教えてくれる男の子も…。

 「ちょうちょがいるの?」と近寄ってよく見てみましたが、ちょうちょはどこにもいません。どうやら、少し枯れ始めたチューリップの形がちょうちょに見えていたようです。大人には気が付くことのできない発見に感心した一幕でした。


2016年4月4日の週 中学に入学した卒園児たちが来園してくれました!


 桜の満開と時期を同じくして、平成28年度、4月がスタートしました。

 つぼみ組(ゼロ歳児)の子どもたちは慣らし保育が始まり、一段とにぎやかな朝を迎えています。

 4月1日には、3歳児〜5歳児クラスの子どもたちが、浅川の土手でお花見の散歩をしました。「きれいだね」「こんなきれいなお花、おかあさんに見せてあげたかったな」と、この季節ならではの華やかな土手の道をお散歩した子どもたちは大喜びの様子でした。



 4月7日には、つくしんぼ保育園のすぐ近くにある七生中学校の入学式がありました。

 入学式が終わった午後3時過ぎ、保育園のチャイムが鳴り、つくしんぼ保育園にたくさんのお客さんが…。中学校の入学式を終えたつくしんぼ保育園の卒園児たちでした!

 大きく成長した姿、つくしんぼ保育園を卒園した後もずっと友だちでいる姿を見ることができ、職員にとってはとても嬉しい再会でした。何十年にもわたって地元の子どもたちを育てるお手伝いをしているがゆえの感動は、若い職員たちにも伝わったようです。


 今年度もホームページを通して、つくしんぼ保育園の保育の様子をお伝えしていきます。どうぞよろしくお願い致します。


社会福祉法人 つくしんぼ保育園

園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2

TEL 042-591-6153

メール info@tsukushinbohoikuen.com