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高幡不動(東京都日野市)で子どもたちを育んで、45年

今週のつくしんぼ 2017年2月と3月report



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2017年3月27日の週 卒園式。そして新クラスへお引越し

卒園と進級

 3月25日(土)、平成28年度の卒園式が行われました。

 『一年生になったら』のピアノにあわせて笑顔で入場した卒園児。「卒園児あいさつ」では、つくしんぼ保育園の思い出や保護者の方への感謝の気持ちを大きな声ではきはきと話していました。「卒業証書授与」では、担任から名前を呼ばれると「はい」と返事をし、久野順子園長から一人ひとり卒業証書を受け取りました。その姿はとてもたくましく、キラキラと輝いていました。

 4月から新しい世界へと旅立つ子どもたち。これからも職員一同、つくしんぼ保育園からみんなを応援しています。


卒園と進級
卒園と進級

 そして、3月最終週には、在園児が新しいクラスへとお引越しをし、新しい環境で過ごし始めました。2歳児のすみれ組は、乳児クラスから幼児クラスのさくら組へと進級です。新しい保育室や新しいトイレ。何もかも新しいことにわくわくしている子どもたち。

 一日、上履きで過ごしたり(写真の2人は自分で上履きをはいているところです)、食後の食器を自分で片づけたり、「もうお兄さんお姉さんだから!」と進級の喜びを感じながら、自分のことは自分でやろうと意欲的に取り組んでいます。昼寝の前には、子どもたち同士で本を読んだり、自分ひとりで読んだり…。すでに文字が読める子どももいます。


卒園と進級

 さらに、新しい教室で、しっかり並んで保育士の話を聞くこともできていました。さくら組の生活を楽しみにしている子どもたちです。


2017年3月20日の週 「やってみよう!」

靴下と靴

 今週は、もも組(1歳児クラス)の様子を紹介します。もも組は、もうすぐすみれ組に進級です。子どもたちは「おにいさん」「おねえさん」という言葉に敏感に反応して、何事にも積極的に取り組んでいます。

 今までは「できない」と保育士に渡していた靴下も、履き口をしっかり伸ばしてつま先を上手に入れて履けるようになりました。できた時には、目をキラキラさせて笑顔で「できたよ」と、保育士とハイタッチ。コツもつかんで、とても嬉しそうです。


靴下と靴

 靴下よりも難しいのは、靴! マジックテープをはがし、入り口を広げて足を入れる作業が子どもたちには難易度高めです。自分の足首を持って靴に入れようと挑戦したり、つま先を伸ばしてゆっくり入れようとしたり、それぞれが履きやすい方法を考えて取り組みます。

 できるだけ自分で取り組めるよう見守りますが、最終的に、履きやすい方法を保育士が一緒に行うことで、少しずつコツをつかんでいます。

 園庭に出る準備以外にも、進級に向けてパジャマに着替えること、衣類をたたむことにもチャレンジしている子どもたち。自分でできることが少しずつ増えて、私たち職員も子どもたちの成長を感じています。


2017年3月13日の週 新聞紙で遊びました

新聞紙遊び

 今週、つぼみ組(0歳児)は、室内で新聞紙遊びをしました。

 保育士が持ってきた新聞紙を見ると、「何が始まるの?」「触りたい!」というようなワクワクした表情で集まった子どもたち。新聞紙を渡されると、さっそくビリビリ〜とじょうずに破っていました。指先も器用になっていて、もっと小さく破る子もいました。


新聞紙遊び

 ビリビリとたくさん破った後、新聞紙をお布団に見立てて横になる子もいました。子どもたちは一生懸命、自分の体に新聞紙をかけます。そんな友だちの姿を見て、次々とみんなで横になっていました。


新聞紙遊び

 たくさん遊んだあとは、お片付けの時間です。「お片付けするよー」と保育士が声をかけると、子どもたちは張り切って新聞紙を集めていました。袋の中にじょうずにしまうこともできます。

 そして、お片付けが終わると「もっかい(もう一回)」と言いながら、新聞紙遊びをリクエストしていたつぼみ組の子どもたちでした。


2017年3月6日の週 ひなまつり給食です

ひなまつり給食

 今週は、ひなまつりの日の給食を紹介します。メニューはちらし寿司、白身魚のから揚げ、ポテトサラダ、青菜白和え、花麩のすまし汁です。

 ちらし寿司は華やかで酢飯がきいて食が進み、子どもたちも喜んでたくさん食べていました。お魚は子どもたちが大好きなから揚げにしました。下味の生姜がほんのり香り、おいしく大人気でした。

 ポテトサラダは、つくしんぼ保育園の人気メニューです。青菜白和えは、ほうれん草が苦手な子どももよく食べる一品です。すまし汁には桃の花をイメージし、花麩を入れました。目からも楽しめたと思います。

 縁起の良い給食は大好評でした。


ひなまつり給食

 おやつは、白酒に見立てたカルピスと菱形のひなまつりケーキでした。ふわふわの中にもしっとりさがある、つくしんぼ自慢のケーキです。


2017年2月27日の週 共同製作(続き)とつくしんぼ保育園作品展

作品展

 先週に続き、作品展に向けて幼児クラスが取り組んだ共同製作の様子です。今年度は、幼児クラスが夏にそれぞれ作った、手形の花火、大きなタコ、染め布の海を取り入れ、テーマを「うみの花火大会」に決めました。

 共同製作は、3〜5歳児が縦割りで「南の島チーム」「船チーム」「海のいきものチーム」「看板チーム」の4チームに分かれ、2日間の作業です。

 初日、子どもたちの「がんばるぞー! エイエイオー!!」という元気な掛け声で製作スタートです。「ここはどうやるの?」「ぼくがやってあげるよ」「いっしょにやろう」など、クラスを超えて自然と助け合い、協力して、会話も弾みます。

 2日間で、それぞれ大作ができあがり、ホールで発表会。子どもたちの満足そうな笑顔が溢れていました。


作品展

 2月25日(土)の作品展当日は、全クラスの1年間の製作物を飾り、保護者やご家族の方にも観にきていただきました。「ここはこうやってつくったんだよ」など、子どもたちが嬉しそうに説明して回っていました。

 乳児クラスも、この時期ならではの小さな手足型や、個性が出るシール貼りなど、かわいらしい作品をたくさん展示しました。保護者の方にも喜んでいただけたようです。一人ひとりの一年間の成長を目で見て、感じとれる作品展となりました。


2017年2月20日の週 異年齢で共同製作をしました

共同製作

 今年のテーマは「海の花火大会」。各クラスが4つのグループに分かれて2月10日、15日の2日間、異年齢児との共同製作を行いました。チームごとに趣向を凝らし、製作に取り組みました。


共同製作

 海の生き物、船、南の島、看板、どのチームも異年齢で協力したり、案を出し合ったり、会話を楽しみながら作り上げていきました。


共同製作

 全チームの完成後、ホールに集合して完成発表会! 「中には新聞紙が入ってます」「きれいに塗るのが難しかったけど、楽しかったです」など、作る工程や楽しかった工程をチームごとに発表し、作品を見せあいました。

 完成した作品は、7・8月に行ったクラスでの共同製作と一緒に今週末の作品展で飾ります。子どもたちは、保護者の方や地域の方に見てもらえることを楽しみにしています。


2017年2月13日の週 地域の方との交流。日野市保育まつり

地域交流

 つくしんぼ保育園では、地域の方たちとの交流を進めていますが、今回はばら組(4歳児)が折り紙を教えていただきました。もうすぐひなまつりということで、お内裏様とお雛様を作りました。

 「少しずらして三角を折りますよ」と教えてもらうと、「わからなーい」「これであってますか?」と、来てくださった先生方を皆で質問攻め。一瞬でにぎやかな雰囲気になりました。一人ずつ丁寧に「高尾山(角)と高尾山(角)を合わせるのよ」など、わかりやすくお話ししていただいていました。


地域交流

 折り終わると、顔にマジックペンで目と口を描き、「ウィンクしてるの」「わらってるのにしたよ」と、子どもたちそれぞれの世界でたったひとつのお雛様が完成しました。


地域交流

 そして、2月4日土曜日には、日野市煉瓦ホールで「保育まつり」が行われました。さくら組(3歳児)、ばら組(4歳児)とゆり組(5歳児)で練習を重ね、本番を迎えました。当日は、子どもたちだけで舞台に上がり、跳び箱、ダンス、パラバルーンを立派に披露しました。演技が終わり、舞台の袖に戻ってきた子どもたち。汗を光らせ、真っ赤になった顔は、また少し成長したように見えました。


2017年2月6日の週 鬼を追い払ったよ!

豆まき

 2月1日、つくしんぼ保育園でも毎年恒例の豆まきをしました。今週は、もも組(1歳児)の豆まきの様子を紹介します。

 子どもたちが『豆まき』の歌をうたったり、「鬼は外福は内」の掛け声を練習したりしていたところ、そこに突然…、


豆まき

 ハイ! きました! 緑鬼さん。

 幼児クラス(3〜5歳児)には怖い顔をした鬼が来ますが、乳児クラス(0〜2歳児)に来る鬼は、保育士手作りのお面をつけた愛嬌のある鬼です。


豆まき

 それでも、顔はひきつり、体はこわばって動けない子どもたち。泣きながら保育士にしがみつく子もいました。


豆まき

 しばらくすると、保育士と一緒に“豆”(本物の豆は誤嚥の危険性がありますので、新聞紙をまるめた紙玉を使っています)を投げられた子もいて、ようやく鬼は逃げていきました。写真は、鬼が帰った直後の子ども達の様子です。みんな、少し放心状態のようにも見えました。


豆まき

 鬼がいなくなると、やっと安心して、子どもたちは豆まきを楽しみ始めました。ご家庭で「鬼、こわかった」と話をした子もいらっしゃったかと思いますが、最後はみんな、豆を投げることをおもしろがって笑顔でした。


豆まき

 毎年誰かが大泣きする豆まきですが、邪気を追い払って良い季節を迎えられるよう、願いを込めて、これからも続けていきたいです。園の子どもたちが、これからも健康で力強く成長していきますように…。


2017年1月30日の週 だるまの福笑いをしました

福笑い

 ばら組(4歳児)は、1月の製作でだるまの福笑いを作りました。初めに目やヒゲ、眉毛、月型の模様を切り、画用紙にはコマ、カルタ、凧あげ等のお正月の遊びを描きました。


福笑い

 そして、作ったものを使って、子どもたちが楽しみにしていた福笑いをしました。4グループに分かれ、順番に目隠しをし、子ども同士で「これが目だよ」「これは口だよ」と各パーツを渡し合いました。さまざまな表情ができ、目や眉毛などの位置がずれるたび、「おもしろい顔ができた」「眉毛がつながっちゃった」と大笑い。会話も楽しみながら取り組みました。

 最後に、「ふく」と平仮名を書くことにも挑戦しました。まず文字の練習をした後に鉛筆で下書きをして、マジックペンでなぞりました。


 

社会福祉法人 つくしんぼ保育園

園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2

TEL 042-591-6153

メール info@tsukushinbohoikuen.com