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高幡不動(東京都日野市)で子どもたちを育んで、45年

今週のつくしんぼ 2018年10月と11月report

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2018年11月26日の週 新聞紙遊び

 今週は0歳児クラスの「新聞紙あそび」の様子を紹介します。

 遊びスペースに大きな新聞紙が置いてあるのを見ると、「キャー」と言って走り出しました。ビリっと勢いよく破いたり、丸めたり、寝そべったりと、自分で遊び方を見つけ、楽しんでいました。


新聞紙遊び 新聞紙遊び

 この写真は、寝そべっている保育士に、「おきてー」と頭をたたいて起こしにきてくれているところです。その後、友だちと2人で寝そべり、見立て遊びをしていました。


新聞紙遊び 新聞紙遊び

 この写真では、小さく破いた新聞紙を「フー」と顔の近くに吹きかけると、一生懸命手を伸ばし、触ろうとしています。


新聞紙遊び

 その後、おままごとコーナーを設置しました。テーブルを出すと自然に集まり、食べる真似をしたり、他の子のお皿に新聞紙を入れたりとやりとりをしていました。


2018年11月19日の週 毎年恒例「魚の解体ショー」

サケ

 先日、毎年恒例の魚の解体ショーを行いました。保育園に地元・高幡不動の魚屋さんが来て、子どもたちの目の前で魚をさばいてくださいます。

 朝から子どもたちは「なんの魚かなー?」「カニじゃない?」「マグロだよ!」と楽しみにしている様子でした。

 魚屋さんが持ってきた魚は「サケ」でしたが、いつも給食に出るサケとは違い、さばかれていない状態です。子どもたちはサケを見て、「大きいね」「これがサケなの?」と様々な感想を口にしていました。


サケ

 この写真では、サケを三枚におろしています。

 切っていく度に「おおー!」と歓声をあがり、「あの白いのはなんだろう」「あれは血なの?」と疑問もたくさん出てきていました。サケの骨を取るところでは、皆で「いーち、にー、さーん…」と数を数える姿も見られました。スーパーで見慣れた切り身になったのを見て、「あんなに大きいサケだったのに、小さくなったね」と言っていました。


 終わった後、魚の解体ショーの絵を描きました。子どもたちは、「おなかはピンクだったよね」「骨もあったよね」と友達と会話をしながら絵を完成させていました。

 切り身になったサケは給食に出ました。子どもたちは声をそろえて「おいしー!!」と笑顔で食べていました。


サケ サケ

2018年11月12日の週 ミミズをみつけたり…

もも組

 今週はもも組(1歳児クラス)の様子をお伝えします。

 もも組では、天気の良い日は積極的に園庭に出て、体を動かしたり探索をしたりと活動をしています。つくしんぼ保育園の園庭には、自然物との出会いもたくさんあります。この日は、園庭にいたミミズを見つけ、なんだろう?と触ったりじっくり見たりしていました。遊具での遊びから探索活動へと遊び方も広がってきています。


もも組

 別の日は、テラスに出て遊びました。この写真は『おおきなかぶ』のストーリーを真似し、「うんとこしょっどっこいしょっ」と友だち(カブ)を抜く真似をしているところです。進級当初に比べ、同じイメージの中で、友だちと関わりながら遊ぶことも増えてきています。


もも組

 こちらのお子さんは、足踏みをすると、テラスの床の一部分だけ音が違うことに気づき、嬉しそうに足踏みをしています。

 子どもたちは毎日、園庭やテラスで私たちおとなが気づかないような様々な発見をしています。


2018年11月5日の週 歯科指導を行いました

歯科指導

 今週は、すみれ組(2歳児)で看護師による歯科指導がありました。まず、パネルシアターで歯磨きの大切さを教えてもらいました。子ども達は真剣な眼差しで見ており、終わった後は「おやつを食べすぎない!」「ちゃんと歯を磨く!」と口々に話していました。


歯科指導

 次に、箱で作ったワニの口の中を大きく開けて、歯磨きのしかたを学びました。子ども達も口を開け、歯ブラシを持つ真似をして「こうやって磨くんだよ」と、一緒に磨く真似をしていました。


歯科指導

 今週から、幼児クラス進級に向けて、おやつ後に自分でコップをしまっています。巾着の口を大きく開け、コップをしまう作業はなかなか集中力がいるもので、子ども達はじっくり取り組んでいます。巾着にしまった後は自分のカバンに入れてロッカーにしまいます。「先生、できたよ!」と子ども達は得意気に報告しに来てくれます。


2018年10月29日の週 つくしんぼまつりと生活発表展

つくしんぼまつり

 10月27日、つくしんぼまつりと、子どもたちの作品を展示する生活発表展を行いました。初の同時開催です。当日は朝早くから雨が降っていましたが、開門時間の前には日差しが強くなり、青空のもと園児のご家族はもちろん、地域の方や見学の親子の方々がたくさん遊びに来てくださいました。

 「つくってあそぼうコーナー」では、保護者の方と一緒に、子どもたちが工作用紙に絵を書いてペットボトルのキャップを貼り、「ぴょんぴょんカスタネット」を作りました。「みて、こんなふうに作ったよ!」と音を鳴らして、完成した楽器で遊んでいました。中には「また来ちゃった」と言って、2つ目を作っていたお子さんもいました。


つくしんぼまつり

 「喫茶コーナー」では、ふだん給食で食べている人気メニューを毎年販売しています。今年はドライカレー、じゃがいものみそだれ、つくしんぼ汁です。「おいしかったわ」「もう一回たべたいなー」と、保護者の方からも子どもたちからも嬉しいお言葉をいただきました。


つくしんぼまつり

 生活発表展では、各クラスの作品と幼児クラスの共同製作が展示しました。様々な素材で作った色とりどりの作品を保護者の方にもじっくり見ていただきました。「これがぼくのだよ」と教える声や、「これはねー…」と、作り方の説明をしている会話も聞こえてきました。

 他にもバザーや、綿あめとポップコーンの販売などをして、今年もにぎやかで楽しい一日となりました。


2018年10月22日の週 2歳児の園庭遊びの様子

園庭遊び

 今週は、2歳児の園庭遊びの様子です。テラスに出て、まずは準備。靴箱から自分の靴を取り出すと、指先を使ったり全身でバランスを取ったりしながら、自分で靴を履こうとしています。自分で左右を確認して履くことも増えました。自分で履けると「できたよ!」と言って見せるなど、達成感を感じているようです。


園庭遊び

 園庭に出ると、夢中で探索を楽しむ子どもたち。畑やアスレチックの下、草木など様々な所へ駆けていき、しゃがみ込んで目を凝らして虫や木の実を探しています。見つけると、手のひらに乗せて「見つけたよ」と保育者や友だちに嬉しそうに見せています。

 また、「虫さんに、これ、あげたいんだ」と言って、葉っぱや木の実をあげようとしたり、「虫さん、お家に返してあげよう」と、手に乗せていた虫を土や地面にそっと下ろしてあげたりするなど、生き物を思いやる姿も見られます。


園庭遊び

 一方、思い切り体を動かして遊ぶ中で、難しいことにも挑戦してみようとしています。高くて登るのに抵抗があったアスレチックの丸太に、自分で一歩ずつ登ってみようとしたり、鉄棒にぶら下がるだけでなく、足を掛けて「ぶたのまるやき」をやってみようとしたりしています。友だちがやっているのを見て、「自分もやってみたい!」という気持ちが湧き、勇気を持って挑戦しようとしています。


2018年10月15日の週 秋の遠足

遠足

 先週、3〜5歳児がバスに乗って、サンリオピューロランドへ行きました。3歳児クラスにとっては、初めてのバス移動。「あ、ここの道、通ったことある」「お家が近いんだー」「先生、もう着く?」と外の景色を見ながら、到着するのを楽しみにしている様子でした。


遠足 遠足

 現地に到着し、中へ入ると、「わー、こっちも、あっちもかわいい」「キティちゃん、いたー!」等と大興奮の子ども達。ショーを見たり、アトラクションに乗ったりと様々な体験をしました。キャラクターが出てくると、子どもたちは音楽に合わせて手拍子をしたり、夢中になって手を振ったりしていました。「衣装がかわいい、着てみたいなー」「ダンスかっこいいね」「○○だいすきー!」とも話していました。


遠足

 昼食は、キティちゃん弁当です。中を開けてみると、「キティちゃんのウインナーだ!」「お星さまの形しているよ」と言い、嬉しそうに食べていました。

 食後は、キティちゃんのお家で記念写真を撮り、キティちゃんとハイタッチをしました。キティちゃんに会うことができ、満足そうな子ども達でした。


遠足

 園へ戻っても、午睡の準備をしながら、「また、行きたいね」「乗り物、もう一回乗りたかったな」と話が尽きない様子でした。


2018年10月8日の週 保護者と一緒に変身ごっこ

保護者参加

 今週は、4歳児クラスの様子を紹介します。

 つくしんぼ保育園では、3、4、5歳児クラスは年に一度、午前中に保護者の方に来ていただき、保育園での様子を見ていただきます。

 先日の4歳児クラスの保育参観では保護者の方と一緒に衣装を作り、変身ごっこをして遊びました。「緑のビニール持ってきて」「もっと長くする?」「ここにつけようか」と力を合わせて新聞紙やカラーポリ袋、フェルトシールなどを使い、それぞれイメージをふくらませ、好きなキャラクターや動物に変身しました。保護者の方がお休みだった子ども達も、保育士や友達と一緒に材料を選んで、スカートや上着を作り、見せ合っていました。


保護者参加

 作り終わったらホールへ行き、長くつなげたマットの上でファッションショーです。保護者の方と手をつないで恥ずかしそうに歩いたり、一人で嬉しそうに歩き、ポーズを決めたりと、自分の順番が来るのを心待ちにして、笑顔で友達の発表を見る姿も見られました。


保護者参加

 こちらの写真は、地域交流の様子です。

 日本けん玉協会の松永さんが来てくださって、けん玉を教えて下さいました。持ち方だけでなく、けん玉の大皿や小皿を使って、床に置いて遊ぶ方法など新しいことをたくさん教えて頂きました。なかでも、おでこにけん玉を乗せてバランスをとる技は、子ども達も驚いた表情を見せ、笑ったり、「自分も」と挑戦したりする姿が見られました。

 けん玉は力加減が難しく、こつんと自分にあたってしまう場面もありましたが、楽しい雰囲気の中で「やってみたい」という気持ちが強く、子ども達は何度も挑戦していました。


2018年10月1日の週 秋の食育活動の様子です

食育

 今週は食育活動の様子をお伝えします。

 まず、ゆり組(5歳児)でお月見団子作りをしました。上手に丸め、つるつるのお団子ができあがりました。

 食物の豊作に感謝し、できあがったお団子を玄関に飾りました。月の背景は4歳児、ススキは3歳児がストローとすずらんテープでススキに見立てました。


食育

 月見団子を作った次の日は、「いものつる」の収穫と、お弁当箱給食でした。園庭にある「つくしんぼ畑」で、サツマイモのつるを収穫しました。

 ばら組とゆり組でつるを切る体験です。子どもたちは、つるを見て「ながーい!」とびっくりした様子です。手元につるがくると「もう切っていいの?」と早く作業をしたい様子。先生の合図でスタートすると集中して切っていました。まわりの友だちと協力して切る姿も見られました。

 サツマイモのつるは、次の日の給食で煮物に変身して出てきました。


食育

 お弁当箱給食は2歳〜5歳クラスで行いました。家庭から持ってきた自分のお弁当箱に、目の前で詰めてもらい、食べます。

 子どもたちはお弁当箱給食をいつも楽しみにしています。「お魚の唐揚げ、おいしい!!」「にんじんごはん…? おいしい!」と笑顔いっぱいで、あっという間に食べ終わりました。


 

社会福祉法人 つくしんぼ保育園

園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2

TEL 042-591-6153

メール info@tsukushinbohoikuen.com