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先日、災害訓練を行いました。実際の災害を想定し、丸一日、電気、水道、ガスのライフラインを停止するものです。
給食とおやつは、災害食を提供しました。この写真は、かまどを使ってお湯を沸かし、レトルトを温めているところです。奥では炊き出し担当がアルファ米にお湯を入れています。災害の時にも、子どもたちに温かいご飯を食べさせてあげたいという思いで訓練をしました。
また、日野市社会福祉協議会からはカエルキャラバンさんが来てくださり、防災の知識を教えていただきました。この写真では、がれきに見立てた机をジャッキで持ち上げ、カエル君を救出しています。
その後、カエル君を毛布の担架で運ぶ練習をしました。子どもも職員も皆、真剣に参加していました。
他にも、ペットボトルのシャワーを使って手を洗う、トイレでは使用した紙を水に流さずビニールに入れて捨てる、便は洗濯機に溜めた水を使ってバケツで勢いよく流す、などをしました。
夕方になるにつれて薄暗くなると、ランタンを使って過ごしました。様々な体験を通して、水や電気、食事のありがたさを感じ、防災について皆で考え、学んだ一日となりました。
今週は、つぼみ組(0歳児)の様子をお伝えします。この日は初めて粘土遊びをしました。
こちらのお子さんは、初めての粘土に「なんだこれ?」という表情でおそるおそる触れていました。でも、保育士と一緒に触ったり握ったりするうちに少しずつ慣れてきて、自分から手をのばし、持ってみたり落としたりして遊んでいました。
こちらは月齢が高い子どもたちです。
写真の2人は、初めから積極的に粘土に触れ、「ぎゅうっ」と強く握ったり指でつぶしてみたり。
すると、右のお子さんが今度は粘土を2個、3個…とどんどん細かくちぎっていきました。
いろいろな形に変化していく粘土に夢中の子どもたち。感触を楽しんでいるようでした。
その後、どんぐりや木の実等を子どもたちが作った粘土にくっつけて、「クッキー」にしました。クラス12人、いろいろな形のおいしそうなクッキーができあがりました。
先週末、職員研修「乳幼児の応急救護訓練」を実施しました。つくしんぼ保育園では毎年、外部から専門のトレーナーを招き、全職員でこの研修を受講します。
まず、心肺蘇生の練習、気道内異物除去、AED使用時のシミュレーションを行いました。乳児と幼児の練習用人形を使い、それぞれの練習をしました。毎年、時間をかけて全員が繰り返し練習をしていることもあり、手順もスムーズになってきています。
また、今回はアレルギー児に対する緊急時対応として、「エピペン」の使い方も練習しました。患者役、保育士役等に分かれ、現場から玄関までAEDを取りにいったり、事務所まで練習用のエピペンを取りにいったりしたことで、より実際に近い状況でのトレーニングとなりました。
この訓練を担当してくださっている先生は、救急のエキスパートであるだけでなく、保育園看護の経験も長いかたなので、「訓練」ということで緊張している職員をなごませるのもとてもじょうずです。そこで今回は、訓練前のウォーミングアップ「勝ち抜き・あっぷっぷ」の写真も。決勝まで残った2人の対戦の様子です。結果は…。副園長(右)があっさり負けてしまいました。
つくしんぼ保育園では、保育中の安全に重点を置き、年に数回、外部講師を招いて研修を行っています。今後も職員一同で研修を受け、安全を守りながら、子どもたちがのびのび育っていけるように取り組んでいきたいと思います。
つくしんぼ保育園では、年長児の習い事として習字があります。今年度も6月から習字が始まりました。講師の先生がみえるまでに、自分たちで机に新聞紙を敷きつめ、道具を準備し墨をすって待ちます。
「つぎはなんだっけ?」「ぶんちん、わすれてた」「がんばってすみをするぞ」「みずがくろくなってきた」と始まる前からやる気十分。新しい道具の名前も覚えてきました。
先生は、子どもに手を添えて一人ひとり丁寧に教えてくださいます。
習字では、集中できるように静かにする、椅子に姿勢よく座る、話をよく聞く、丁寧に文字を書く、という約束だけでなく、先生に見てもらうまで待つ時間もあります。子ども達にとっては大変な約束も多いのですが、小学校を間近に控えた年長児だからこそできる習い事をすることで、ほどよい緊張感がうまれます。
初回は、両手が墨で真っ黒になる子どもが多かったのですけれども、回を重ねるごとに筆の扱いにも慣れ、「あんまりよごれなかったよ」と嬉しそうに見せにくる子どももいました。
終わった後は、自分が書いた字を眺めながら達成感にあふれた様子の子ども達でした。
今週は、3、4、5歳児の水遊びの様子を紹介します。
今年は気温が高すぎる日が続いたため、毎日活動が始まる前に、計測器で暑さ指数(WBGT)を測り、保育室に放送を入れました。
「今日は暑すぎるのでお部屋で過ごしましょう。」
もちろん、こんな日もありました。
「今日は日陰に入って休みながら、少しの時間、園庭遊び、水遊びができます。」
園長の声でお知らせが入ると、はっと耳を澄ます子ども達。いつもにぎやかな保育室が一瞬静かになり、そのあと「やったー」「水遊びできるね」と子ども達の嬉しそうな声が響きわたります。
園庭にすのこを広げ、ホースやたらいを使って水遊びを行います。ホースからは噴水が出てくるようになっています。噴水の水に自分からかかりに行ったり、保育士が持っているホースから水を浴びたり、頭からびっしょり濡れて遊びます。夏の初めは「顔(に水をかけるの)はやめてね」と背中を向けて水を浴びていた子どもも、次第に全身に水を浴びられるようになっていました。
光の加減で虹が見えると、「あ、虹だ」「どこどこ?」と探します。ホースから出てくる水の角度で虹ができることがわかると、「もういっかいやって」とリクエストの声も聞こえます。
暑さ指数が高く、室外の活動が危険な日もありました。そういった日は、室内でフィンガーペインティング、色水遊びやにじみ絵など水を使った遊びをして過ごしました。
8月末で水遊びは終わりますが、暑さはまだ続きそうです。天気や体調に配慮し、遊びを楽しんでいきたいと思います。
入園から5ヶ月たち、心身ともにたくましくなってきたつぼみ組(0歳児クラス)の子どもたち。歩行やつたい歩き、はいはいと自分なりの動き方で活発に探索を行っています。好奇心が大きく育っている子どもたちと大きな布を使ってダイナミックに遊びました。
ます最初の写真は、わらべうた『上から下から大風こい』のリズムに合わせて、大きな布をあおいでいるところです。子どもたちは風を全身に感じて、からだを動かし始めました。
すると、興味を持った子が布をつかみ、自然に電車ごっこが始まりました。
いつのまにか自分で遊びを見つけられるようになっていて、その成長にびっくりしました。
次にバスタオルを使ったそり遊びをしました。「出発!」のかけ声と共に保育室を一周しました。タオルに乗っている時は、緊張した表情をしていた子も、終わると「もう一回!」とリクエストしていました。
一方、こちらは布を使ったブランコ遊びをしているところです。ほとんどの子が笑顔になり、その笑顔を見た子も笑いながら友達の顔をのぞきこんでいました。同じ楽しさを味わいながら、子ども同士、仲良くなっていくのですね。
最後は保育士の華麗な(?)技を披露しました。「いっせいのせっ!」で布の中にためたボールを空中に放すと、子どもたちは目を丸くしていました。
布の感触、広がる景色、揺れる感覚など、たくさん味わった布遊び。これからもいろいろな遊び方で布を楽しんでいきたいと思います。
最初にひとつ、先週、写真を1枚、載せ忘れました。もも組(1歳児)の子どもたちがお花紙でつくったお魚の写真です。こんな形の、個性豊かなお魚ができました。
さて、今週の話題です。
子どもたちは水遊びが楽しみで、毎日、「今日は水遊びする?」と保育者に尋ねています。でも、今年は毎日とても暑く、日陰になっているテラスでもなかなか水遊びができません。
そんななか、「水遊びをするよ」という言葉を聞くと「やったー!」と言いながら、わくわくした表情で、着替えをしたり準備体操をしたりしています。テラスへ行くと、真っ先に好きな玩具を選び、「気持ちいいね」「楽しい!」「見て! バケツにお水いっぱいだよ!」と、夢中になって遊んでいます。
子どもたちが好きな「みずあそび」という歌。その歌詞に出てくる水鉄砲にも興味を持っています。これは動物の形をした水鉄砲です。初めは、遊び方がわからず、玩具を水に浮かばせるだけでしたが、保育者にやり方を聞くと、自分で考えながらやってみようとしています。
床に置いた玩具から水が吹き出てくると、近くに寄って手を伸ばしたり、バケツやシャベルで水を溜めたりして、水に触れるのを楽しんでいます。顔が濡れても怖がることはなく、笑顔です。
水遊び後、シャワーを済ませると「あー、気持ちよかった!」と気持ちよさそうです。そして、「水遊び楽しかったね!」「また、水遊びしようね!」と、次を楽しみにしている子どもたちです。
園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2
TEL 042-591-6153
メール info@tsukushinbohoikuen.com