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もうすぐ節分ですね。豆まきの絵本を読むと、「みんなでがんばろうね!」「わたしが鬼をやっつけるから大丈夫!」と、子どもたちは今から張り切っています。
今週は、すみれ組(2歳児)の鬼のお面作りの様子をお伝えします。
まず、赤い絵の具で紙皿に色をつけました。紙皿の側面が凸凹しているため、なかなか色がつかないことを発見した男の子。筆を上下に動かすと色が溝までつくことに気が付き、「トントントントン」と声を出しながらリズムよく塗っていました。
次に、髪の毛(お花紙)、眉毛、目、牙、角をノリで貼りました。自分の顔をさわりながら「眉毛は2つあるね」「目の間に鼻があるね」と互いに顔を見合いながら、貼っていました。
眉毛の角度で表情が変わることにも気づき、「私は困った鬼」「おこりんぼ」「プリンセス鬼」と、皆、心の中の鬼をイメージしながら作り上げていました。
できたら、みんなでハイポーズ!
つぼみ組(0歳児クラス)の子どもたちもすっかり大きくなりました。できることが増え、まわりのおとなの真似をしながら、自分でやってみようとすることが増えてきています。
歩行が安定したお子さんから、食前の手洗いを始めました。食前に「手をあらうよ」「お袖をシュッシュッしてね」と声をかけると、水道まで行き、腕をまくろうとする仕草も見られるようになってきました。まだ一人では難しいのですが、日々の繰り返しの中で流れを覚え、保育士と一緒に手洗いをして気持ちよく食事をしています。
こちらは、月齢の高いお子さんの支度の場面です。保育士から靴下を受け取ると、はいてみようと、足元に手を伸ばしていました。片方はくことができると、満足そうに保育士を見ていました。自分でできた満足感を感じ、保育士と共に喜んでいます。
最後は、月齢の低いお子さんが広告紙を使って遊んでいる場面です。以前は、手全体を使い、“くしゃくしゃ”と握ることが多かったのですが、今は手先も器用になり、小さな広告紙もつまむことができるようになってきました。この日は、広告紙を小さくちぎって感触を確かめていました。
日々、できることが増えていく子どもたちを見て、私たちも嬉しい気持ちでいっぱいです。子どもたちと一緒に“できた”という喜びを感じながら過ごしています。
今週は、一年間元気に過ごせるようにと子どもたちが食べた給食とおやつの紹介をしたいと思います。
1月7日、この日の献立は七草がゆと筑前煮、かき玉汁でした。疲れたお正月の胃を休める意味合いもあると言われていますが、一年の無病息災を願い、七草がゆを食べました。一般的な七草とは違い、子どもたちが食べやすいように、すずな、すずしろはそのままですが、その他の野菜は七草に見立て、食べ慣れた食材を使用しました。
七草がゆはさっぱりとした塩味で、子たちは「おいしい!」「一年元気でいよう!」とお友だち同士、話をしながら食べていました。さっぱりしたお粥に、味がしっかしとした筑前煮は子たちも食べやすかったようで、お箸が進んでいました。「おいしかったよ!」「いっぱい食べた〜!」など、調理職員にもいつも以上に声をかけてくれました。
また、1月10日には鏡開きをし、元気に過ごせるように、運が開けるようにと、幸福を祈願し、おしるこを食べました。保育園では、お餅による事故予防の為、柔らかく炊いたご飯をお団子状にして、お餅に見立てて食べました。
新しい年、新しい10年が明けました。皆さまにとって、2020年がすばらしい一年でありますようお祈り申し上げます。
つくしんぼ保育園は今年も、子どもたちと共に歩んでまいります。みんなで、元気に、前向きに。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(写真の鏡餅ともち花は、昨年末、子どもたちがつくったものです。浅川マラソンの写真も年末に撮影したものです。)
皆が健康に新年を迎えられるよう願って、先日、お餅つきを行いました。
餅つきの前に、「もち米試食体験」です。もち米を口にして、「あまーい!」「においがすごい!」と、子どもたちにはたくさんの気づきが。「口の中でおもちになったよ」とお友だちに見せている子どももいました。
さあ、いよいよお餅つき。毎年、つき手は副園長、合いの手は園長が行います。子どもたちは「よいしょー!!」「頑張ってー!」と大きな声で応援していました。
お餅の状態が落ち着いたら、ゆり組(5歳児)の子どもたちも餅つき体験をします。「がんばれー!」とまわりのお友だちの応援を受けながら、少し緊張した表情で杵を振り下ろしていました。できあがったお餅を栄養士が見せて回り、子どもたちからは「おいしそう!」「いいにおい」という感想が聞こえました。
その後お餅をゆり組の子どもたちで、鏡餅にしました。
去年からは、「もち花作り」も行うようになりました。「わたしはしろー!」「ピンクの方が手にくっつくね」と話しながら、もち花を作りました。できあがりが近づくにつれ、「きれい!」と喜ぶ子どもたち。
「もち花」は五穀豊穣を祈願するものだそうです。来年もつくしんぼ畑にたくさんの作物が実るよう、願いを込めて玄関に飾られています。
子どもたちも、私たち職員も新しい年に向かって元気に走り出しました(朝の浅川沿いマラソンの様子です。前面左手に富士山が見えます)。
今年も一年間、つくしんぼ保育園のホームページをご覧いただき、ありがとうございました。皆さま、良いお年をお迎えください。
待ちに待っていたお別れ遠足の日は寒くてあいにく曇りでしたが、子ども達は元気いっぱいに出発しました。ジブリ美術館に到着すると、大きなトトロが待っていて、「うわー、かわいい!」と大喜びの子ども達。トトロの前で写真撮影をしてから、いよいよ館内に入りました。
館内の入口からジブリのキャラクターのステンドグラスが天井にあるのを見つけると、「あっ、あそこにはネコバスもいるよ」「あれはなんだっけ?」など、お友だちと一緒にキャラクター探しに夢中でした。
館内と屋外のらせん階段を上がり、屋上庭園に行くと、『天空の城ラピュタ』に出てくる大きな「まもり神」がいました。ラピュタのお話を知っている子どもが「あそこ(胸のあたり)に石をはめると動き出すんだよ」と言うと、「えっ、動き出すの? 動き出したら怖いね」など女の子数名が怖がっていました。ネコバスルームで遊んだ後、グループごとに展示室を見学しました。
昼食はカフェデッキで、お家の人が作ってくれたお弁当を食べました。「みんなで食べるお弁当はおいしいね」「私のお弁当に卵焼きが入ってたよ」「僕のはまっくろくろすけのおにぎりだよ」とニコニコ笑顔で食べていた子ども達です。
昼食の後は、映画『パン種とタマゴ姫』を見ました。タマゴ姫が出てくると「かわいい〜」と女の子達は思わず何度も言ってしまうほどで、男の子達も夢中で見ていました。地下1階の外に出ると井戸があり、2人で息を合わせてレバーを押したり、引いたりして、水が出てくる体験をしました。初めて井戸を体験した子ども達は、「あれー? 何度やっても水が出てこないなあ」と苦戦していました。
「ジブリ楽しかったね」「また行きたいね」と、帰りのバスの中でもジブリの話をしていた子ども達でした。
12月7日(土)、クリスマス発表会を開催しました。
当日は雨や雪の予報も出ていましたが、雨も降らず、たくさんの保護者の方が見に来てくださいました。
こちらは乳児の部の様子です。0歳児(つぼみ組)の発表ではコックさんの衣装を着て、ピアノの音楽に合わせてお料理の手遊びをしました。初めての発表会でしたが、舞台の上でも保護者の方の膝に座っているので、普段と同じような安心した表情で参加していました。
幼児の部では、オープニングがあります。大勢の保護者の方を前に緊張したり呼びかけてみたり…。そんな中、今年度から幼児の部は年長児のゆり組の子どもたちが司会をすることにしました。
自分の司会する担当クラスが書かれているシールを腕に貼り、各プログラムの見どころを紹介しました。子どもたちには初めての経験でしたが、練習の時よりも大きな声を出して立派な司会をしてくれました。
保育園最後の発表会となったゆり組は、『王様になりたかったカラス』を演じました。個々のセリフも長く、役同士のセリフのやり取りも多いのですが、子どもたちの意見を入れながら工夫して練習をしてきた姿を見ていただくことができました。
クリスマス発表会の最後は、サプライズで来てくれたサンタさんの登場です。大きな袋にプレゼントを入れて持ってきてくれました! 「わー、サンタさんがきた」「大きいねぇ」「何が入ってるんだろ」と子どもたちの歓声が聞こえました。
子どもたちと担任が話し合って作り上げた今年の発表会。みんなで同じ目標に向かって取り組み、大勢の前で披露することができました。
今週、つぼみ組(0歳児クラス)では、新聞の広告紙を使ってお風呂ごっこをしました。
保育士が読む、絵本の中のお風呂の場面を見つめる子どもたち。「ごしごし、キュッキュッ」という、保育士の語りかけに合わせて自分の体をこする子もいました。
そこで今日は、みんなで大きなお風呂に入ることに決定〜!! 保育士が部屋の一角に紙片をため、お風呂に見立てると、子どもたちは思い思いの入り方、触り方で遊び始めました。
A君は、体ごと紙片の中に入って行くことには緊張しましたが、保育士の膝に抱かれると安心して紙を拾い始めました。この写真はその時の様子です。手の中で紙片を握りつぶしたり破いたりしながら、紙の感触を味わっていました。
一方、こちらのお子さんたちは、お互いに紙片をかけ合って遊んでいます。様子を観察していると、あることに気が付きました。S君は、対等に遊べるほど体の大きい友だちには、たくさんの紙片をかけるのですが、低月齢でハイハイをしている友だちには振りかける紙片を少なくして、力の加減をしています。S君の優しさを見て、感動した一場面でした。
こちらの写真のYちゃんは、人形をお風呂に入れてあげています。人形を洗い終わると、今度は自分の頭を洗いはじめました。Yちゃん自身が頭を洗っているつもりなのかな? それとも、人形のお母さんになっているつもりなのかな? 保育士はYちゃんの遊びのイメージを壊さないようにそっと見守ります。
最後はみんなで片付けます。保育士の「ないない(片付け)しようね」の呼びかけに応じて、子どもたちも「ないない」と言いながら、一生懸命、紙片を集めるまでに成長しました。
園長:久野順子
〒191-0041
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TEL 042-591-6153
メール info@tsukushinbohoikuen.com