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高幡不動(東京都日野市)で子どもたちを育んで、45年

今週のつくしんぼ 2019年2月と3月report

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2019年3月25日の週 ゆり組の卒園式

卒園式

 平成30年度ゆり組(5歳児)の卒園式。

 普段は明るく活発なゆり組の子どもたちが、卒園式では真剣な表情で立派な姿を見せてくれました。

 卒園の言葉では、皆で過ごした思い出の言葉を一人ひとりゆっくり、堂々と言えました。

 そして、一人ずつ、久野順子園長から卒園証書を受け取りました。予行練習では、お辞儀をする場所や仕方で戸惑うこともありましたが、本番では緊張しながらも間違えず行えました。


卒園式

 ゆり組さんのかっこいい姿をばら組(4歳児)、さくら組(3歳児)もしっかり見ていました。ばら組の子どもたち、来年度は、一番年上のお兄さん、お姉さんとして下のクラスの友だちを引っ張っていってくださいね。


卒園式

 様々なアイディアで、ブロックを組み上げたり、大きな声で歌をうたったり、跳び箱がきれいに跳べたりと、つくしんぼ保育園で過ごすなか、たくさんのことができるようになったゆり組さん。小学校に行っても、時には大きくなった姿を見せに来てください。職員みんなで楽しみにしています。


2019年3月18日の週 すみれ組への進級に向けて

進級

 今週は、もも組での生活も残りわずかとなった1歳児クラスの様子をお伝えします。

 こちらは、園庭遊びに行く前の様子です。「じぶんで」と、進んで自分で靴を履こうとしています。進級当初は保育士に手伝ってもらう場面が多かったのですが、自分でできることがどんどん増え、やってみようと身のまわりのことに挑戦しています。「せんせーみてー」「できたよー」と保育士やお友だちと共に喜びながら、自分でできた達成感を味わっています。


進級

 こちらは、お友だちと一緒にパズルをしている場面です。「ここおいて」「これどこ?」と言葉でやりとりしながら、協力してパズルをしていました。一人での遊びから、お友だちと一緒に遊ぶことに楽しみを感じ始め、今は「いっしょにあそぼ」と誘い合いながら遊びを楽しんでいます。


進級

 この写真の日は進級に向け、すみれ組(2歳児クラス)で遊びました。新しい環境に慣れることができるよう、すみれ組の使い方や物の場所の説明を聞いた後、コーナーごとに好きな遊びを選んで遊びました。自分の好きな遊びを見つけ、夢中で遊んでいた子どもたち。「ちょっとまっててね」「どうぞ」と子どもたちでやりとりをしながら遊ぶ場面も見られました。

 この1年間でお友だちの存在が大きくなり、自分でできることも増えました。日々の生活の中で、私たち職員も子どもたちの成長を感じています。


2019年3月11日の週 初めてのリトミック

リトミック

 今週は、すみれ組(2歳児)がリトミックに参加した時の写真です。

 初めてのリトミックということで、さくら組(3歳児)と一緒に行いました。まずは、さくら組が参加している様子を見学。初めは緊張した様子で見ていた子どもたちでしたが、さくら組の子どもたちがピアノの音に合わせて体を動かす姿を見ているうちに、笑顔が見られるようになりました。


リトミック

 そして、すみれ組も加わってみる時間となりました。「次は、すみれ組さんも一緒にやってみようね」と講師の先生に声をかけられると、早くやりたくて今にも体が動き出しそうな子がいたり、再び緊張した表情を浮かべる子がいたり…。


リトミック

 さくら組や保育者と一緒に動くことで、次第に緊張感や不安感が薄れ、表情もにこやかになっていった子どもたち。初めにさくら組の様子を見ていたこともあって、ピアノの音を聞き分けて動きを変えたり、講師の先生の話を聞きながら動いたりすることができました。もともと音楽に合わせて体を動かすことが好きな子どもたちなので、あっという間に慣れていました。


リトミック

 最後には、さくら組の子とペアを組み、手をつないで優しく横に揺れたり、両手でタッチをしたりして、楽しく参加することができました。

 その後のリトミックでも、笑顔を見せて参加している子どもたち。リトミックを通して「さくら組さんになったら、またやりたい!」「早くさくら組さんになりたい!」と期待感を持っている子どもたちです。


2019年3月4日の週 遊びがどんどん広がる1歳児クラス

 今週は1歳児クラス(もも組)の様子です。

 この一年で、お友だちの存在が大きくなり、これまでの一人遊びから、複数で遊ぶ楽しさを感じるようになってきました。また、いろいろなことに興味を持って、取り組む姿がたくさん見られるようになってきました。


1歳児

 たとえば、最近、おままごとで使う大きなお家を段ボールで作りました。カラフルに色付けするとかわいいお家のできあがり。写真は、初めて子どもたちが遊んだ時の様子です。さっそくカウンターに食べものを並べて「いらっしゃいませー」と遊んでいます。後方では食材を選んで運んでくる子がいたり、小窓から顔をのぞかせて「わぁ」と言ってみる子がいたり、新しいお家を楽しんでいました。


1歳児

 こちらは園庭の砂遊びの様子です。この場所は、子どもたちが隣の砂場から運んだ砂の上に、落ち葉や短い枝を入れて「おいしくなーれ」と料理したり、店員さんになって「いま作ってるからまっててね」「カレーライスできましたー」と店員さんになったりしています。後ろの空間は、たとえば「飲み物、入れてくる」と言って飲み物や食材を調達する場所になっています。子どもたちが考え出したこの空間は、自然とみんなに浸透していきました。


1歳児

 一方、砂場では、男の子がコップを逆さに持って縁を砂に押し当て、円の跡をつけています。はじめは「なんでマルがつくのかな?」と不思議な表情でしたが、次々と〇の跡がついていくのを発見すると「見て! すごいよ」と夢中で繰り返し、高揚した様子で保育者に話していました。

 お友だちと遊ぶお店やさんごっこでは、これまでに経験したことを思い出し、以前よりも具体的な会話や動作になって子どもたちだけの遊びの世界が広がっています。そして、様々な興味・関心を深め、発見していける力が身についてきたようです。


2019年2月25日の週 0歳児の外遊び

外遊び

 先週に引き続き、つぼみ組(0歳児クラス)の様子を紹介します。

 春を予感させる暖かな冬晴れの日、園庭で遊びました。

 Yちゃんは、園庭に出てすぐ、枯れた株の中に芽吹く小さな葉をみつけました。そおっとつまんだり、ひっぱったりして葉の感触を味わっている表情は真剣そのもの。こちらの写真は、「なにをみつけたの?」と保育士が問いかけた時、指をさして葉を教えようとしてくれているYちゃんです。


外遊び

 こちらの写真のすべり台は、つぼみ組で今、大人気です。歩行が安定してきた子ども達は、階段を一人であがってすべりおりられることが嬉しいようです。月齢の低いお子さんのなかにも、自分の力を試そうとしているのでしょうか、保育士が体を支えようとすると「いやいや」と訴え、なんとか一人でのぼろうと足を踏ん張る子もいました。


外遊び

外遊び

 こちらは砂場遊びの様子です。自分の肩ほども長さのあるスコップを持って、大胆に砂を掘れるようになったお子さんがいます。この後、砂の中から、青色のきれいな木の実をみつけ、大喜び。小さなカップに入れて、宝物のように持ち歩いていました。


外遊び

 しばらくすると、砂場でみつけた木の実と拾い集めた枯れ葉を使ってお店屋さんごっこが始まりました。初めに来たお客さんにさっそく、「はい、どうぞ」と葉っぱを渡すと、嬉しそうな笑い声をあげながら受け取っていました。このような子ども同士のやりとりが多く見られるようになりました。

 春はもうすぐそこ。自分で歩けるようになった子どもたちは、新鮮な気持ちで新しい季節を見つめているようでした。


2019年2月18日の週 0歳児のコーナー遊びの様子です

 今週は、0歳児クラスのコーナー遊びを紹介します。

 室内に、ままごと、電車、跳び箱、カード入れ、絵本。テラスにはコンビカーとプルトーイのコーナーを用意し、遊びました。扉を開けた瞬間、好きな遊びを探し、夢中で遊ぶ姿が見られました。


コーナー遊び

 こちらはままごとコーナーの写真です。高月齢の男の子がトングでチェーンをつかみ、フライパンに入れています。クラスで一番月齢の低い男の子がその様子をじーっと見た後、真似してトングでりんごをつかもうとしていました。

 じっくりと遊ぶ中で、トングでものをつかむ力や、友だちと見たて遊びや模倣遊びができるようになってきたようです。


コーナー遊び

コーナー遊び

 テラスではこの車を使いたいと、遊びたいおもちゃを自分で選び、カゴから出し、夢中で遊んでいました。

 また、今まではお部屋遊びが大好きで、テラスや園庭に出ると抱っこを求めていた女の子が、自分からテラスに行き、コンビカーを「あっはっはっは」と声を出しながら押して歩く様子も見られました。


コーナー遊び

 絵本コーナーでは、食べることが大好きな男の子が、絵本に載っているスパゲッティを女の子に「アイ」と言って、食べさせてあげています。

 好きな遊びを自分で見つけ、お友だちの存在に気がついたり、集中して遊んだりする姿に一人ひとりの成長を感じ、とても嬉しく感じた時間でした。


2019年2月11日の週 第34回日野市保育まつり

 2月9日(土)、日野市煉瓦ホールで「保育まつり」が開かれました。つくしんぼ保育園は毎年、3歳児さくら組、4歳児ばら組、5歳児ゆり組の子ども達による演技発表や製作物の展示に参加しています。

 今年は演技テーマを「ま・つ・り」に決め、そろいのハッピや頭飾りを身に着けて遊戯やパラバルーンをしました。5歳児は1人ずつが主役になる跳び箱も披露しています。


保育まつり

保育まつり

 パラバルーンや遊戯の練習をいやがったりする時もありましたが、「一緒にやろう」「ポーズがかっこよかったね」など、次第に子ども同士で励ましあうようになり、気持ちを切り替えて練習に臨む子ども達の姿に頼もしさを感じました。

 特に5歳児は大きな舞台で1人ずつ跳び箱に挑戦するだけでなく、遊戯やパラバルーンでは位置調整、4歳児を「こっちだよ」とリードする役目も任されていたので、責任感もいっそうだったことと思います。「じぶんにまけない、つよいこころ」を合言葉に、「よし、やるぞ!」と立派に引っ張ってくれました。


保育まつり

保育まつり

 当日は、直前まで緊張していましたが、どの子も表情はニコニコ笑顔。練習を重ねてきたことが自信になっているのか、緊張よりも楽しみにしているようでした。舞台袖から出ていく瞬間の、やる気にあふれた、りりしい表情が本当に素晴らしかったです。3歳児は初めての大きな舞台でしたが、一生懸命に身体を動かし、可愛らしく踊っていました。

 4歳児、5歳児も存分に練習の成果を発揮できたことと思います。演技を終えて舞台袖に戻ってくる子ども達の笑顔は、達成感に満ちあふれているように見えました。


保育まつり

 大きな大きなパラバルーンを子ども達だけで扱い、きれいな技を決めるのはとても大変です。一人ひとりがバルーンをしっかり握り、動かすのはもちろん、みんなで息を合わせて協力することが大事です。練習をしていく中で、「みんなでがんばろう」と口にする子どもが増えていきました。

 保育まつりの練習は子ども達に、自分の目標に向かって諦めないで挑戦する心、友だちと協力する大切さ、思い切り表現する楽しさなど、大事な学びが詰まったものになったことでしょう。


2019年2月4日の週 節分の豆まきをしました

豆まき

 2月1日、つくしんぼ保育園では一足早く節分の豆まきを行いました。朝から子どもたちは「おに、くるかな?」「ちょっとこわいな」と豆まきを楽しみにする一方、緊張もしている様子でした。ゆり組(5歳児)の子どもたちと一緒にメザシの頭とヒイラギを飾りつけて、準備万端です。


豆まき

 午前中は乳児クラスの豆まきです。緑鬼の登場に、固まってしまう子どもや泣き出す子ども、果敢に豆を投げようとする子どもと様々でしたが、一生懸命に豆(新聞紙ボール)を投げようとしていました。


豆まき

 午後は幼児クラスの豆まきです。豆まきの歌を歌い終え、どんな鬼を追い払いたいか問いかけると「おこりんぼおに」「なきむしおに」と、子どもそれぞれが追い払いたい鬼を教えてくれました。

 つくしんぼ保育園にも鬼が来た時のために豆を手に持ち、「準備はできたかな?」と確認している間に鬼登場!


豆まき

 幼児クラスの鬼は、赤鬼と緑鬼です。泣きながら保育士の後ろに隠れようとする子ども、「おにはーそと! ふくはーうち!」と鬼に豆を投げようとする子。反応は様々でしたが、自分の中の鬼を追い払おうと頑張っていました。

 鬼が退散すると、無事に鬼を追い払えたことにほっとした様子を見せていました。


 

社会福祉法人 つくしんぼ保育園

園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2

TEL 042-591-6153

メール info@tsukushinbohoikuen.com