(次のページ)2019年10月と11月はこちら
今週は、2歳児(すみれ組)の部屋に作った製作コーナーの様子をお伝えします。
カップ、ストロー、お花紙、折り紙、スタンプ、のり、テープ、クレヨンを置き、子どもたちが自由にいろいろなものを作れるようにしました。
このお子さんは棚から自分で、カップ、花紙、テープ、ストローを取り出し、花紙を丸めてカップに入れています。保育士にテープをハサミで切ってもらうと、のりをテープにつけて、カップを装飾し、ストローをさしてジュースに見立てていました。
作った物を、ままごとコーナーに持って行き、飲む真似をして「おいしい」「先生もどうぞ」と、保育士にもくれました。「おいしいね」「ありがとう」と保育士が応えると、とても嬉しそうな笑顔でした。
こちらは、初めて見たスタンプに子どもたちが大勢、集まってきた様子です。みんなで紙にスタンプを押していたのですが、突然、スタンプ台に手を「ペタペタ」と押し始めて、「見て〜」と赤くなった手を保育士や友達に見せています。遊び終わったあとは、自分でせっけんを使い、洗い落していました。
製作コーナーに材料を増やし、子どもたちがいろいろなものを自分で作ってみよう、考えてみようと取り組める環境をつくっていきたいと思います。
もも組(1歳児クラス)で初めて、感触遊びをしました。まずは、小麦粉で作った粘土遊びの様子です。初めて見る小麦粉粘土に“これは何だ!”と不思議そうな表情の子どもたち。保育者がさわる様子を見て、よりいっそう興味津々。勇気を出してさわり出すと、つつくことから始まり、次第に大胆になり、こねたりちぎったりしていました。
保育者が生き物や食べ物に見立てて作ると、“もっと作って!”という表情をします。中には、自分で想像したものを表現することも。この写真は魚を作っているところで、真剣な表情で丸めたりこねたりして、やっとできあがると「おさかな!」と嬉しそうに教えてくれました。
こちらは、水が入ったビニール袋で遊んでいる様子です。水遊びが大好きな子どもたちは、ビニールの中で水が揺れるのを真剣に見ていました。そして、袋をたたいてみたり指で押してみたり、踏んで足の裏で感触を楽しんだりしていました。
「冷たくて気持ちいいね」と声をかけると、「つめたい」と言いながら袋をギューッと抱きしめ、最後には自分の顔に当てて、気持ち良さそうにしていました。
4歳児クラスでは、片栗粉遊び、氷絵の具遊び、寒天遊びなどの感触遊びを夏の間に行いました。感触遊びは感触の違いを感じるだけでなく、異なる素材についてそれぞれの触り方、つかみ方、つまみ方などを身につけていく上でも大事です。
今回は、その中でも特に人気のあったスライム遊びについてお伝えします。スライム遊びの材料は、ホウ砂(※)、洗濯のり、水、絵の具または食紅だけです。
すべての材料を混ぜ合わせていくと…、
だんだん、ブニブニした感触になりました。
こねればこねるほど固くなり、「なんだかスーパーボールみたい」と言い、子どもたちは弾ませたり、手のひらにくっつけたりしていました。
少し洗濯のりを足してみると…。
今度はとろとろし、手にまとわりつくようになりました。この時、保育士は心の中で「洗濯のりを入れすぎた。失敗した!」と思ったのですが、子どもたちを見ると、「のびーるクモの巣だ」「スパイダーマンだぞ」と楽しそうに遊んでいるのです! 安心したと同時に、子どもたちの柔軟さに学ばなければと思った瞬間でもありました。
※スライムづくりでは、ホウ砂を使っているため、口に入れない、傷口に触れないようにするなどの注意をしています。
先日、避難訓練を行いました。この日は、15時半に震度6の地震が発生したという想定で引き取り訓練も実施しました。午前中には、日野市社会福祉協議会からカエルキャラバンさんが来てくださり、災害を想定した貴重な体験をさせて頂きました。
1枚目の写真は、がれき(長机)と大きなナマズの下敷きになったカエルを、職員がジャッキアップで助け出しているところです。子ども達は「がんばれー」「いま助けるからね!」と大きな声で応援していました。無事に救出すると、自然と拍手があがりました。
2枚目の写真は、足をケガしたカエルさんを子ども達が協力して運ぶところです。担架がなくても、毛布の端を丸めて運ぶ方法を教えてもらい、子ども8人でしっかり持ち上げることができました。息を合わせて立ち上がることや、そぉっと降ろすところが難しそうでしたが、お友だちとタイミングを合わせ、頑張っていました。
昼食と午後おやつは、非常食を提供しました。紙皿のカレーライスを最後まできれいにスプーンでかき集め、「こぼさないようにしないと!」と大切に食べていました。
午後おやつ中に訓練が始まったクラスもありましたが、地震速報の放送が流れるとハッとした表情になり、すぐにテーブルの下に潜っていました。毎月の訓練が、身についていると感じた場面でした。
保護者の方も引き取り訓練にご協力くださり、災害への備えを再度、確認する一日となりました。
7月は雨が多かったため、水遊びはできませんでしたが、8月に入ってからは、皆が楽しみにしていた水遊びもたくさんすることができました。
今週は、すみれ組(2歳児クラス)の水遊びの様子をお伝えします。
暑さ指数も測って、大丈夫という日に日陰のテラスで行いました。ケーキ型の噴水は大人気で、子どもたちは自分のバケツに水をためて遊んでいます。小さい魚の玩具を浮かばせたり、水鉄砲に水を入れたり、スポンジに水を含ませて絞ったり、と思い思いの遊びをしています。
保育士がぬるま湯のシャワーを頭からかけると、子どもたちは大喜びです。ホースの噴水を自分で手に持ち、かけて遊ぶ子もいました。
保育士と、お友だち同士と、水鉄砲のかけっこもしました。
一人一人のペースで楽しめる水遊びなので、水が苦手という子どもも本当に苦手なのかしら?と思うほど楽しんで参加していました。
今週は、もも組(1歳児クラス)の室内遊びの様子をお伝えします。
先日、夏の製作として、絵の具を使って足型を取りました。最初はなにをするのかわからず、保育士が「やってみる?」と聞くと「やらなーい」と言う子もいました。けれども、先に取り組んでいるお友だちの姿を見て、自分から「やる」と言っていすに座りに行っていました。保育士が「足に絵の具を塗ってから、ぺったんってやるよ」と手順を伝えてから足の裏に絵の具を塗ると、くすぐったかったようで足の先が丸くなっていました。しかし、集中してみているのか、表情は真剣でした!
こちらは、赤ちゃんのお人形の髪の毛にシュシュを付けてあげています。他にも、お茶を飲ませてあげたり、ごはんを食べさせてあげたりと、お母さん、お父さんの真似を赤ちゃんにしてあげています。
歌の大好きな子どもたち。Aちゃんがブロックでケーキを作っている姿に合わせて、保育士が「ハッピーバースデイ」の歌を歌うと、周りで遊んでいた子どもたちも集まってきました。
保育士の歌に合わせて、一緒に歌う子や手拍子をする子、おしりを振って踊る子など様々でした。保育士が遊びの中に入ることで、みんなで同じ遊びを楽しむ姿も増えてきたもも組です。
長かった梅雨も明け、毎日暑い日が続いていますが、子どもたちは毎日笑顔で元気に登園しています。
今週は、2歳児(すみれ組)の製作活動の様子をお伝えします。
夏には様々な形をした野菜が旬を迎えるので、夏野菜を使ってスタンピングをしました。
初めに保育士が野菜を切り、野菜の断面を観察。
「種があるんだね」
「ピーマンの匂いがする!」
「キュウリ大きい〜」
と、発見がたくさんありました。
「(レンコンは)穴がいっぱいあいてる〜。」
オクラやピーマン、レンコン、園庭の畑で収穫したキュウリ等を使い、スタンピング。絵の具でスタンプすることで野菜の断面がはっきりするので、子どもたちも形がよく分かり、楽しんでいました。
真っすぐ並べてスタンプする子、同じ所に重ねてスタンプする子など個性あふれる作品が仕上がりました。
「(オクラは)お星様がいっぱい。」
「いろんな色できれいだね。」
絵の具の感触が苦手な子もいますが、身近な野菜を使うことで、抵抗を感じなかったようです。
できあがった紙は、きれいなうちわになりました。子どもたちに渡すと、嬉しそうにあおぎ、涼んでいました。
園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2
TEL 042-591-6153
メール info@tsukushinbohoikuen.com