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高幡不動(東京都日野市)で子どもたちを育んで、48年

今週のつくしんぼ 2020年2月と3月report

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2020年3月23日の週 新しいスタートに向けて

年度末 年度末

 今年度も残りわずかとなりました。子どもたちは来年度に向けて、23日から進級後の保育室で過ごし始めています。

 最初の写真はもも組(1歳児)の様子です。もも組は、4月からすみれ組(2歳児)に進級です。新しい環境に少しとまどう子もいましたが、自分の好きな遊びを見つけたようで、みんな夢中で遊んでいます。


年度末

 そして、テラスへ行く準備中、水色の新しい帽子を見つけた子どもたち。「お兄さんみたい!」「新しい帽子だ!」「見て!」と目を輝かせ、喜ぶ姿が見られました。

 自分たちで帽子をかぶり、元気にテラスへと駆けていきました。


年度末 年度末

 24日には園内お別れ会を開きました。今年度はコロナウイルス感染予防対策として、全員では集まらず、数名ずつに分かれて行いました。

 「卒園おめでとう」の言葉と共に、さくら組(3歳児)はトイレットペーパーの芯で作ったペン立てを、ばら組(4歳児)は方眼用紙で作ったフォトフレームをゆり組のお兄さん、お姉さんへプレゼントしました。ゆり組は、「一緒に遊んでくれてありがとう」の言葉と共に、紙パックで作った色鉛筆入れを在園児にプレゼントしていました。


年度末 年度末

 この日は、ゆり組にとって最後のお弁当箱給食の日でした。「さよならお弁当給食」と題して、子どもたちのリクエストメニュー! ゆかりご飯、鶏の唐揚げ、ポテトサラダ、ブロッコリーのごま和え、イチゴ…と、子どもたちの大好物が集まったメニューとなりました。


年度末

 そして、最後にもうひとつ…。

 今年も来てくれました。

 つい先日、中学校を卒業した、つくしんぼ保育園の卒園児たちです。つくしんぼ保育園での思い出を振り返り、なつかしんで、園庭の遊具前で記念写真を撮りました。青空のもと、みんな、とってもいい笑顔です!


2020年3月16日の週 令和元年度の卒園式を行いました

 今週は、令和元年度ゆり組(5歳児)の卒園式の様子をお伝えします。

 ゆり組17名は職員手作りのコサージュを左胸につけ、担任保育士と一緒に『一年生になったら』のピアノに合わせて、胸を張って入場しました。今年は、新型コロナウイルスの感染予防対策として、在園児(3、4歳児)の参加を見送りました。卒園児、保護者の席も間隔を広く取り、式中も窓を開けるなどして換気をしました。


卒園式

 卒園児は入場すると前に一列に並び、順番にマイクを持ち、つくしんぼで過ごした思い出を一人ずつはきはきと発表していきました。そして、卒園記念歌として『にじ』を歌いました。練習を重ね、立派な歌声となりました。さまざまな思い出に、保護者の方々の目にも職員の目にも涙があふれていました。


卒園式

 卒園証書授与は例年とは違い、子どもたちが前に出てくるのではなく、久野順子園長が子どもたちの席を回って手渡しました。子どもたちは名前を呼ばれると大きな声で「はい」と返事をして立ち上がり、ゆっくりと丁寧なおじぎができました。


卒園式

 小・中・高校が春休み前の2週間休校になり、卒業式が卒業生のみになるなど、新型コロナウイルス感染予防対策が強化されている中、つくしんぼ保育園の卒園式も縮小し、保護者2名までというご協力をいただき、無事終えることができました。

 とても素敵な17名の卒園生の皆さん、小学校に行ったら、友だちをたくさんつくって、勉強も頑張ってください。そして、いつでもつくしんぼ保育園に遊びに来てくださいね。職員一同、楽しみに待っています。


2020年3月9日の週 「クレヨン、どうぞ!」

お絵描き

 この日、0歳児クラスはクレヨンでお絵かきをしました。このクレヨンは持ちやすく、小さな子どもでも簡単に持って描くことができます。机を丸く並べて、子ども同士、お互いが何を描いているのか見えやすくしました。様々な色の画用紙も用意して、みんなで好きな色を選び、さっそくはじまりです。


お絵描き

 まずは月齢が低いお子さんです。まわりのお友だちが描く様子を見てクレヨンを持ち始め、保育士が紙を押さえると、「トントン」と点を描き始めました。すると、「トントン」の音につられ、まわりの子どもたちも一緒に点を描き始めました。みんな笑顔で顔を見合わせ、にぎやかになってきました。


お絵描き お絵描き

 次は、月齢の高いお子さんです。画用紙いっぱいに丸や線を描いて、保育士に「これ!」と見せてくれます。お絵かきの回数を重ねるごとに、なぐり書きから、腕全体を使い丸が描けるようになってきました。自分の好きな色も出てきて、お気に入りの一色をずっと使うお子さんもいます。



お絵描き

 すると、「どうぞ」の声が! A君はオレンジ色が好きでずっと使っていたのですが、今日はオレンジ色のクレヨンをお友だちに渡していました。お友だちとの「どうぞ」のやりとりがだんだん増え、かかわりが出てくるようになりました。

 つぼみ組で過ごす日もわずかになってきましたが、子どもたちはたくさん遊んで毎日元気に過ごしています。


2020年3月2日の週 残さず食べたよ!

昼ごはん

 今週は、すみれ組(2歳児)の給食の様子です。

 この日の献立は、サケのゴマ味噌焼き、青菜白和え、けんちん汁でした。デザートはオレンジです。給食の時間になり、「ごはんが来たよ」と声をかけると、「ごはん来た」と大喜びの子どもたち。手を洗い、自分で席を決め、食事の配膳をしています。


昼ごはん

 こちらのお子さんは、「緑の野菜も食べられるから、見ててね」と言い、大きく口を開け、野菜を食べていました。隣のお友だちとお味噌汁の具材を見て、「ニンジン入ってたね」「ダイコンも入っているよ」と会話をしながら、食べている様子も見られました。


昼ごはん

 すみれ組に進級した初めの頃は、皿やお椀に残ったものを見て、保育者に「あつまれしてください!」と言い、集めてもらっていた子どもたち。今では、「お皿、ピカピカになったよ」とご飯粒を一粒も残さず、自分で「あつまれ」ができるようになってきています。今日もお替わりをして、残さず食べました。


2020年2月24日の週 さまざまな言葉に興味が出てきました

言葉

 今週は0歳児クラスの様子をお伝えします。

 最近、言葉に興味が出てきた子どもたち。絵本を指さして好きな物を見つける、まわりの子どもの名前が気になるなど、保育士がさまざまな名前を声に出すと真似をする様子も見られるようになっています。


 こちらの写真は、ページをめくり、「おにぎり」と保育士に伝えている写真です。

 知らない物の名前は、保育士に一つひとつ確認しながら、一緒に声を出していくことで新しい単語を吸収しています。

 今まで知らなかった言葉を声に出せた時の、喜ぶ表情がとてもかわいらしい瞬間でした。


言葉

 この写真は昼食のひとこまです。

 「ちゅるちゅる」と言葉にして自分の好きな食べものを保育士に見せ、好きな気持ちを伝えられたことを喜び、その後の食事も楽しく食べ進めていました。


 月齢の高い子どもたちでは、まわりの子どもとやりとりする姿が見られるようになっています。また、月齢の低い子どもたちも、喃語や身振りでコミュニケーションをとれるようになり、成長を日々実感しています。


2020年2月17日の週 日野市保育まつり

 2月15日、日野市煉瓦ホールで「日野市保育まつり」が開かれました。

 つくしんぼ保育園では毎年3〜5歳児クラスが参加、製作物の展示と遊戯の披露をしています。舞台発表では、みんなで力を合わせて技を作り上げるパラバルーンと、一人ひとりが主役になる跳び箱を取り入れていることが特色です。今週は、舞台発表の様子を紹介します。


保育まつり

 この写真は練習の様子です。12月から4、5歳児クラスでパラバルーンの練習を本格的に始めました。初めはばらばらだった動きが徐々にそろっていきます。2月になると、子どもたちは保育士に「今日の練習、何点だった?」と聞くようになりました。本番の一週間前に最高で90点までもらえるようになりました。前日には100点満点がもらえました。子どもたちは「やったー! 明日も100点になるように頑張る」と張りきった気持ちで練習を終えました。


保育まつり

 緊張と期待が入り混じった気持ちで迎えたであろう当日、舞台の発表は、5歳児クラスの跳び箱の演技から始まりました。

 進級当初から「絶対に跳べるようになりたい」と強い思いを抱いて練習に取り組んできました。楽屋では本番直前まで動作を確認してイメージ・トレーニングをし、準備万端で挑みました。どの子どもも踏み切りに迷いがなく、精一杯、力を出し切っていました。


保育まつり

 続いて、全員でダンスを披露しました。

 今年のダンスはサンバのリズムを取り入れ、衣装もカラフル、にぎやかなものになりました。写真は3歳児クラスの様子です。3歳児は花道でかわいらしく踊りました。緊張のためか、出演前に泣き出してしまったお子さんもいましたが、そのお子さんも舞台上からお母さんを見つけるとホッとしたように笑顔になり、踊りきることができました。帰りには「たのしかった。またやりたい」と保育士に話していました。


保育まつり

 そして、いよいよフィナーレのパラバルーンです。

 大技も盛りだくさんです。全員がタイミングを合わせてパラバルーンのなかにもぐる演技や隊形移動は特に難しく、保育士は幕袖からハラハラしながら見守っていましたが、結果は…。
 大成功! 難しい演技の時には隣の子の手を引いてあげたり、「こっちにおいで」と声をかけてあげたり、子どもたちはお互いに助け合っていました。頑張った子どもたちに盛大に拍手が送られ、本番の点数は「120点満点」となりました。


2020年2月10日の週 避難・消火訓練をしました(もも組)

節分

 今週は、もも組(1歳児クラス)の様子をお伝えします。

 子どもたちが園庭遊びをしている時、火事を想定した避難訓練が始まりました。まず、呼びかけると、保育士と手をつないで落ち着いて集まることができました。消火訓練では、消火器を持っている保育士に「せんせい、がんばれ!」と応援の声をかけていました。無事に火の的に水が当たると、みんなで「やったー!」と喜んでいました。


節分

 避難訓練後、室内に戻り、保育士がホワイトボードに炎の絵を描いて避難訓練を再現しました。子どもたちは「かじだー! 119ばん、おねがいします!」と呼びかける役と、火を消す役に分かれました。火を消す役のお子さんは、スナップのついたフェルト玩具を消火器に見立てたり、消防車の玩具を使ったりして火を消そうとしました。炎の絵が消えると「やったー!」と、またみんなで喜びました。

 遊びを通して、避難訓練への関心が高まった瞬間でした。


節分

 こちらは、日常の様子です。脱いだ上着をたたんでいます。もも組では1月から、脱いだ服を自分でたたんでいます。保育士が「うで、うで、はんぶんこ」と言いながらたたむと、少しずつ一緒にたためるようになってきました。たたみ終えると、「できたよ」と嬉しそうに保育士に見せてくれます。

 どのクラスの子どもたちも、できることがどんどん増えています。


2020年2月3日の週 節分の豆まきです

節分

 2月3日、節分の豆まきを行いました。朝から「鬼、来る日だ…」「怖くないよ!」と緊張しながらも楽しみにしている様子の子どもたち。まず、ゆり組(5歳児)の子どもたちと一緒にメザシの頭とヒイラギを飾りました。これで鬼がいつ来ても大丈夫です!


節分 節分

 午前中は乳児クラスの豆まきをしました。事前に「鬼は外」と言ったり、豆(新聞紙ボール)を投げたりする練習をしました。手作りの鬼のお面をつけて準備万端です! いざ鬼が来ると、鬼に豆を投げることができた子、立ち止まってしまう子、鬼が去った後に安心したのか泣いてしまう子など様々でした。


節分 節分

 午後は、幼児クラスも豆まきです。「鬼くるんだよ」「怖いな」と言いながら緊張した顔でホールに来た子どもたち。豆まきの歌を終え、保育士が「どんな鬼を追い払いたい?」と聞くと、「よわむしおに」「いじわるおに」など、様々な鬼が出てきました。保育士が「準備はいいですか」と聞いていると、鬼がやってきました。怖がりながらも「鬼は外!」と言いながら豆を投げる子や、鬼の迫力に驚いたのか逃げたり保育士の後ろに隠れたりする子もいました。

 来年からは幼児クラスも新聞紙ボールを豆に見立てて、節分の豆まきを行う予定です。

 鬼を追い払うことができると、緊張も解けたのか、ほっとした様子の子どもたちでした!


 

社会福祉法人 つくしんぼ保育園

園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2

TEL 042-591-6153

メール info@tsukushinbohoikuen.com