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高幡不動(東京都日野市)で子どもたちを育んで、45年

今週のつくしんぼ 2016年12月と2017年1月report



(次のページ)2017年2月と3月はこちら 

2017年1月23日の週 「みんな一緒が楽しいね」

みんなで一緒

 今週はもも組(1歳クラス)の様子を紹介します。今までは、自分の遊びに集中している姿がよく見られたもも組の子どもたちですが、最近は、“ともだちといっしょ”という気持ちが芽生え始めました。

 これまでは一人ずつブロックで見立て遊びを楽しんでいましたが、たとえばこの時は、たくさんのブロックを保育士や子どもたちで協力しながらつなげ、大きな電車に変身させました!!

 そして、席の取り合いもせず、空いている席へ順番に座る子どもたち。「しゅっぱつしんこう♪」と掛け声も忘れずに、みんなで作ったブロックの電車の楽しさを共有していました。


みんなで一緒

 続いての写真はテラスでの一コマです。

 お日様が出て暖かくなっているテラスの床に一人の子どもが横になると、続々とお友達が集まり、お日様の暖かさをみんなで共有し始めました。「あったかいね」「たのしいね」など会話も弾み、立って見える世界とは違う景色も楽しんでいたようです。

 これからも子ども同士の関わりが深まり、楽しく感じることができるよう、援助をし、環境を作っていきたいと思います。


2017年1月16日の週 「自分でできるよ!」

できるよ

 今週は、つぼみ組(0歳児クラス)の様子を紹介します。

 最近、簡単な身のまわりのことを自分でしようと、意欲的に取り組む子どもが増えてきました。たとえばおむつ替えを行う際、保育士がズボンを膝までおろすと、子どもが両手でズボンを引っ張って足を抜き、脱げるようになりました。うまく足が抜けず、苦戦することもまだまだありますが、諦めずに何度も挑戦している姿が印象的です。

 他には、手洗い前に袖をまくる、食後に口を拭く等も、保育士の声がけを聞いて自分ですることができるようになってきました。「お袖、ぎゅーするよ」「お口ふきふきしてね」と、わかりやすい言葉とジェスチャーで伝えるようにしています。


できるよ

 そして、こちらの写真は食事の様子です。

 お皿に手を添えてすくえるように練習をしており、スプーンですくったり、口に運んだりすることがとてもじょうずになってきました。自分でやりたい!と介助を求めず、自分で食べている子どももいて、保育士の私たちも日々子どもたちの成長に驚かされています。今後も子どもたちの成長が楽しみです。


2017年1月2日の週 あけましておめでとうございます

新年

 あけましておめでとうございます。2017年も、皆さまにとって素晴らしい一年になりますようお祈りいたします。

 写真は、浅川沿いを朝、マラソンする子どもたちです。冬は富士山も大きく、くっきりと見えます。

 今年も、つくしんぼ保育園は全職員が力を合わせて保育を進めてまいります。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

 (「今週のつくしんぼ」は、1月16日の週からスタートいたします。)


2016年12月26日の週 お餅つきとランチ・バイキング

もちつき

 今年最後の園内行事を2つ、ご紹介します。

 元気に新年を迎えられるよう願ってお餅つきをし、鏡餅を作りました。5歳児、園長、副園長でお餅をつき、3・4歳児は「よいしょー!!」「がんばって!」と、お餅をつく真似をしながらおもちつきの歌を歌ったり、大きな声でかけ声をかけたりして応援していました。0〜2歳児も2階テラスから見学をし、とても盛り上がりました。


もちつき

 つきあがったお餅を見て、「すごいのびてるー!!」と大興奮です。つきあがったお餅は、5歳児が鏡餅にしました。お飾りも5歳児がひとつひとつ意味を調べてから製作し、すべて手作りです。「来年がいい一年になりますように」と願いを込めて、お供えしました。


 次にクリスマスのランチ・バイキングです!

 遊戯室で3〜5歳児が一緒に食事をしました。お皿を持って並び、自分の食べたい物をお願いして盛り付けてもらいます。この日の子どもたちは、いつも以上に笑顔いっぱいで、「どれもおいしい!」「みんなで食べるとおいしいね!」と、とても楽しい給食になりました。

バイキング
バイキング

 今年も一年、つくしんぼ保育園のホームページをご覧いただき、ありがとうございました。
 皆さま、良いお年をお迎えください。


2016年12月19日の週 ちぎり絵でクリスマス・ツリー

ちぎり絵

 今週はすみれ組(2歳児)の様子をお伝えします。この日はちぎり絵でクリスマス・ツリーを作りました。

 夏頃には難しかった「ちぎる」という作業も今では指先をじょうずに使い、1円玉程度の小さいサイズでもちぎることができるようになりました。この日も、小さい形や大きい形、細長い形など様々な形にちぎっていました。


ちぎり絵

 ちぎった折り紙を貼る作業では、「三角の線の中に貼ろうね」という保育士の話を良く聞き、線を意識しながら貼ることができました。「ぬるってするね」「べとべとになっちゃったー」とノリの感触も味わいながら楽しんでいました。

 最後のシール貼りでは、星型のシールを見つけると、クリスマス発表会で歌った『キラキラ星』の歌をうたいながら貼る子どもの姿が見られました。

 完成すると、「先生できたよー!」「ママに見せるの」とニコニコ顔の子どもたちでした。


2016年12月12日の週 園庭のミカンを味わいました

ミカン

 まだまだ小さな木ですが、園庭のミカンにたわわに実った実を副園長が一個ずつはさみで切り取っていきました。それを両手で受け止めている3、4、5歳の子ども達です。

 「こっちの方が大きいよ」「重いね」と、大きさや手触り、重みを比べていました。収穫したミカンを玄関に飾り、送り迎えの時に通る保護者の皆さまにも見ていただきました。カゴいっぱいのミカンを見ながら「明日食べるんだ」「いっぱいできたんだね」、そんな声が聞こえてきました。


ミカン

 翌日、皮をむいていよいよ食べます。分厚い皮を保育士にむいてもらい、まずは匂いを確かめたり色を観察したりしました。色の濃い小ぶりなミカンと、黄色くて大きいミカンを一人一房ずつ皆で分け合って食べました。「どんな味がした?」という保育士の問いかけに、子ども達からは「知ってる味!」「うーすっぱい…」「おいしい! まだ食べる!」と色々な声が聞こえてきました。

 黄色いミカンははっさくのような爽やかな酸味が感じられました。次に食べた色の濃いミカンは味が濃く甘みもありました。最初はすっぱい!という顔をして「もういい」とひと口で終わりにしていた子も、次のミカンでは「おかわりする!」と笑顔を見せていました。


ミカン

 園庭にはミカンの木が2本あり、違う種類なのです。給食で出てくるミカンとは違った、園庭のミカンを皆で味わい、保育室中にミカンの爽やかな香りが広がっていました。皆で少しずつ分け合いながら、色、味、匂い、手触りや重みを感じ、感想を伝え合いました。

つくしんぼ保育園では五感を使った実体験を大切にしています。ほどよい酸味を口にしたからか「お腹すいちゃった!」と、そのあとの給食も心待ちにしていた子ども達でした。


2016年12月5日の週 クリスマス発表会を開きました

発表会

 12月3日(土)、つくしんぼ保育園の遊戯室でクリスマス発表会を行いました。

 乳児の部(0〜2歳児)では、手作りの可愛らしい衣装を身に着けて子どもたちが登場。大勢の保護者の皆さまを前に泣いてしまう子や、緊張して動かなくなってしまう子もいれば、「ママー!」と手を振り、笑顔を見せる子や一生懸命踊った子など、さまざまな姿が見られました。大好きな歌や踊りを少しずつ練習し、発表会では大きな舞台の上で頑張りました。


発表会

 一方、幼児の部(3〜5歳児)は、劇やミュージカル、合唱、合奏、リトミックなどの演目でした。

 堂々とした姿のゆり組(年長)の挨拶のあと、毎年歌っている恒例の『メリークリスマス』『クリスマスの鐘』『ツリーのかざり』『北の国から』を全員で歌いました。

 ばら組(4歳児クラス)は、ミュージカル『ありときりぎりす』、合奏『山の音楽家』を披露しました。「お腹が空いている演技、できる!」「かわいいちょうちょになりたい」と子どもたちが自分で役を選び、セリフを言いたい所に挙手をして決めていきました。

 役ごと、場面ごと、全体、歌等毎日練習を重ね、声出しや振付の難しさに苦戦しながらも、自信を持って発表することを目標にがんばってきました。


発表会

 ミュージカルの背景も、自分たちで手形製作。「くすぐったーい」「つめたいね」と感触を楽しみながら、ペタペタと取り組みました。時間のかかる作業でしたが、細かい所まで気をつけて、温かみのある背景になりました。

 発表後は、サンタさんからのプレゼントをもらい、自分たちで作り上げた作品をたくさんほめていただいて、皆ニコニコと嬉しそうでした。ご来園くださいました皆さま、ありがとうございました。


 

社会福祉法人 つくしんぼ保育園

園長:久野順子
〒191-0041
東京都日野市南平5-8-2

TEL 042-591-6153

メール info@tsukushinbohoikuen.com